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2023.12.12
遺品整理のお役立ちコラム
 

遺品整理を自分でやるときのコツは?安全・スムーズに進めるために

 近年、遺品整理を専門業者に依頼する方が増えきています。

 

しかし大切な人の残した遺品をご自身の手で整理したい、と考える方もなかにはいるのではないでしょうか。

 

そのような場合、次のような疑問が浮かぶかもしれません。

 

「遺品整理をスムーズに進めるコツは?」

「失敗しない遺品整理の方法は?」

「遺品整理は業者に依頼しなくてもできる?」

 

今回は「遺品整理を準備・計画するときのコツ」「実際の作業のコツ」「遺品整理業者に任せたほうが安全なケース」を紹介します。

 

遺品整理業者として数々の現場に携わってきた私の知見も活かして解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

遺品整理をする前に知っておきたいコツ【準備・計画】

 

遺品整理を業者に依頼せず自力で行う場合、準備や計画をしっかりと行うことが大切です。

 

スムーズかつ安全に進めるために、遺品整理を始める前に次のようなコツをおさえておきましょう。

 

期限を明確にする

遺品整理をスムーズかつ安全に進めるためには、期限を明確にすることが大切です。

 

なぜなら、状況によっては次のような期日までに遺品整理をしなくてはいけない場合もあるからです。

 

・相続税の申告期限(10ヶ月以内)

・相続放棄の申請期限(3ヶ月以内)

・賃貸住宅の退去期限

・家を売却する際の引き渡し日

 

相続税の申告をするためには、遺産の総額を把握して税額を計算する必要があります。

 

そのため預金通帳や不動産の権利書、貴金属や骨董品などの金銭的価値のある遺品を探すために遺品整理が必要なケースは多いのです。

 

また、故人の借金を把握するために遺品整理が必要なケースもあります。

 

もし借金やローンの残債といったマイナスの財産を発見した場合は、相続放棄をすることでそれらを相続せずに済みます。

 

相続放棄の期限は、故人が亡くなった日から3ヶ月以内と短いため注意が必要です。

 

そのほか、故人が住んでいた賃貸住宅を退去したり持ち家を売却したりする場合も遺品整理をする必要があるでしょう。

 

もちろん、これらの期限を気にしなくても良い場合もあります。

 

しかし遺品整理には時間や手間がかかるため、期限を設定してスケジュールを立てたほうがはかどるケースは多いと言えます。

 

遺品整理はいつから?目安は四十九日の後だが決まりなし!主な時期と期間も解説

ぼんぼり

 

必要な期間を見積もっておく

遺品整理のスケジュールを決めるうえでは、作業に必要な期間を見積もっておくことも大切です。

 

一般的に、遺品整理では次のような作業を行う必要があります。

 

・必要な物と不要な物の仕分け

・不用品やゴミの処分

・後片付けや掃除

 

これらの作業がどれくらいで完了するかは、遺品の量や種類、作業をする人数によるでしょう。

 

誰がどの作業を行うかといった役割分担や、不用品の処分方法も考えておくとスムーズです。

 

また、遺品整理をする現場から離れて暮らしている場合は、通うための時間が必要なことも考えておく必要があります。

 

計画通りに進まない場合もあるため、余裕を持ったスケジュールを設定しましょう。

 

遺言書やエンディングノートを確認しておく

遺品整理を安全に進めるためには、作業を行う前に遺言書やエンディングノートを確認しておくことが大切です。

 

なぜなら正しく書かれた遺言書には法的効力があり、原則としてその内容にしたがって相続を行う必要があるからです。

 

エンディングノートに法的効力はありませんが、遺産分割や遺品整理について故人の希望が書かれている場合もあるため確認することをおすすめします。

 

遺言書やエンディングノートの有無が分からない場合は、書棚や引き出し、金庫などの保管されていそうな場所を確認してみましょう。

 

遺言書は公証役場に保管されている場合もあるため、念のため公証役場へも問い合わせておくと安心です。

 

なお、遺言書を見つけたときは家庭裁判所で「検認」と呼ばれる手続きをしてから開封する必要があります。

 

うっかり検認を忘れてしまうと法律違反となるので注意しましょう。

 

遺言書を見つけた場合の取り扱い方とは?正しい開封方法と検認手続きを解説

遺言書

 

家族・親族と話し合っておく

遺品整理の際に遺品の分配や処分をめぐって家族・親族と揉めるケースは少なくありません。

 

勝手に始めたことで揉めごとにつながる場合もあります。

 

そのため遺品整理を円満に進めるうえでは、家族・親族とよく話し合っておくことが大切です。

 

遺品整理を始める前はもちろん、遺品整理を行っている途中でも話し合いながら進めるのが理想と言えます。

 

遺品の分配や処分だけではなく、遺品整理の役割分担や金銭的な負担についても話し合っておくとより安心して進められるでしょう。

 

できれば葬儀の際や四十九日の際など、家族・親族が集まるタイミングで一緒に現場を下見して話し合っておくことをおすすめします。

 

捨ててはいけない大切なものを把握しておく

作業を始める前に大切なものを把握しておくことも、遺品整理を安全に進めるコツと言えます。

 

いざ遺品整理を始めると物の多さでチェックが甘くなり、貴重品や重要書類を捨ててしまうトラブルは少なくありません。

 

このようなトラブルを防ぐためには、事前に次のような「捨ててはいけないもの」を把握しておくことが大切です。

 

・金銭や相続に関係するもの(銀行通帳やクレジットカード、不動産の権利書など)

・身分を証明するもの(免許証やパスポートなど)

・返却する必要があるもの(企業や病院、他人から借りているもの)

・貴重品や形見分けをする品(故人の愛用していたアクセサリーなど)

・思い出の品(故人の写真や手紙など)

 

可能であれば実際に遺品整理を始める前にこれらを見つけ出し、分けて保管しておくと安心です。

 

作業の際は、書類の間や衣類のポケットなどの細かな場所もしっかりと確認するようにしましょう。

 

【事前にチェック】遺品整理で捨ててはいけないもの一覧|スムーズに進めるコツも紹介

捨てるか残すか

 

作業に必要なものを準備しておく

遺品整理を始める前に作業に必要なものを準備しておくと、よりスムーズに進められます。

 

必要に応じて、次のようなものを準備しておくと良いでしょう。

 

・段ボール、マジックペン(遺品の仕分け時に使用)

・ひも、はさみ(本や書類をまとめるのに便利)

・ごみ袋(不用品やゴミの処分時に使用)

・マスク、手袋、スリッパ(ホコリよけやケガ防止に)

・雑巾やホウキなどの掃除道具

・ドライバーやペンチ、ハンマーなどの工具(家具の分解などに使用)

・台車(遺品の搬出時にあると便利)

・ビニールシートなどの養生材(搬出時の傷防止に)

 

段ボールは持ち運べる適度な大きさのものを、具体的には120~160サイズのものを数十枚準備しておくと良いでしょう。

 

段ボールの表面には、何を入れたのかマジックペンで書いておくと整理しやすくなります。

 

もちろんすべてを揃える必要はありませんが、必要だと思われるものを事前に入手しておくと作業を中断して買いに行く手間を減らせます。

 

遺品整理をスムーズに進めるための手順・コツ【実際の作業】

 

ここからは実際の作業をスムーズに進めるためのポイントを紹介します。

 

具体的な手順やコツは、次のとおりです。

 

遺品の仕分け

遺品整理で最初にやることは、遺品の仕分けです。

 

一つずつ遺品を確認しながら、次の3つに分類していきましょう。

 

・残す物

・捨てる物

・保留する物

 

基本的には「残す物」と「捨てる物」に分けますが、判断がつかない物が出てきた場合は「保留する物」として分けておきます。

 

「保留する物」は、一定期間保管したあとに一度も見なかったら処分するなどのルールを決めておくと迷いを減らせるでしょう。

 

仕分けをスムーズに進めるためのコツは、場所を区切って進めていくことです。

 

今日は居間、明日は寝室といったふうに少しずつ進めていくと、息切れせずに作業を進めていけます。

 

また、最初の段階で一部屋片付けておくと遺品を分けて保管しておけるため、せっかく仕分けた物が混ざることも防げます。

 

不用品の分別・処分

「捨てる物」に分類した不用品やゴミは、さらに処分方法ごとに分けておくとスムーズです。

 

不用品やゴミの処分方法には、次のようなものがあります。

 

・自治体のゴミ回収に出す

・自治体のゴミ処理場に持ち込む

・不用品回収業者に依頼する

・メーカーやリサイクル業者に引き取ってもらう(家電リサイクル法に該当する家電)

・リサイクルショップなどに売却する

・他人に譲る

・寄付をする

・供養してお焚き上げしてもらう

 

もっとも一般的な処分方法は、自治体のゴミ回収に出す方法です。

 

燃えるゴミや燃えないゴミ、粗大ゴミなど、地域の分別ルールに合わせてあらかじめ分けておき、それぞれの回収日に出していきます。

 

ただし家電リサイクル法に該当する4品目(テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機)は、自治体では回収していないので注意が必要です。

 

不用品やゴミが大量にある場合は、地域のゴミ処理場に直接持ち込んだり不用品回収業者に依頼したりすれば一度に処分することが可能です。

 

価値のある物やまだ使えそうな物は、売却したり誰かに譲ったりすることで無駄にせずに済みます。

 

どうしても捨てづらい物は、遺品供養をして処分することも検討しましょう。

 

遺品供養は必要!代表的な方法4つ紹介!郵送でも遺品整理業者でも可能

菊の花

 

掃除

遺品の整理が完了したら、最後に掃除機がけや雑巾がけなどの掃除を行います。

 

故人がマンションやアパートなどの賃貸住宅に住んでいた場合は、とくに掃除が重要です。

 

なぜなら賃貸住宅は、基本的に退去するときに原状回復をする(借りたときの状態に戻す)必要があるからです。

 

持ち家であっても、掃除できれいな状態にしておくことで資産価値を維持しやすくなるメリットがあります。

 

掃除のコツは、高い場所や部屋の奥側から進めていくことです。

 

ホコリは上から下に落ちるため、高いところから始めると二度手間になりません。

 

また、部屋の奥から手前に向かってホコリをとっていくと、掃除を済ませた手前のエリアに再びホコリがつくことを防げます。

 

遺品整理業者に任せたほうが良いケースも【業者のメリット】

 

ここまで説明したコツをおさえておけば、基本的に自分で遺品整理を進めることは可能です。

 

しかし、次のようなケースでは遺品整理業者に任せたほうが安全と言えます。

 

期限がせまっている場合

賃貸住宅の退去期限や相続手続きなどの期限がせまっているときは、プロに遺品整理を任せたほうが安心です。

 

遺品整理を自力で行った場合、数ヶ月~半年かかるケースは多くあります。

 

しかし遺品整理業者に依頼すれば、はるかに短い期間で作業を終えることが可能です。

 

一般的な目安としてはワンルームで半日、一軒家で1~3日の期間を見ておけば良いでしょう。

 

物の仕分けから処分、清掃までほとんどの作業を任せられるため、人手や時間が足りない場合は業者の利用が便利です。

 

衛生的な問題がある場合

衛生的な問題がある場合も、遺品整理業者へ依頼したほうが安全と言えます。

 

例をあげると、部屋で亡くなられて発見が遅れた場合や、部屋の中がゴミ屋敷のようになっている場合などです。

 

このような状況で遺品整理を進めるには特殊清掃が必要です。

 

特殊清掃とは、通常では落とせない汚れを落とすための掃除のことを言います。

 

たとえば事件や自殺、孤独死などが原因で亡くなられた場合、付着した体液や血液を取り除いたうえで害虫や臭いの対策まで行う必要があります。

 

ゴミ屋敷のような状態になっている場合もひどい汚れや臭いが発生し、特殊清掃が必要なケースは多いでしょう。

 

特殊清掃には、専門的な技術やプロが使用する強力な薬剤が必要です。

 

一般の方が行うと感染症などの危険性もあるため、特殊清掃に対応した遺品整理業者へ依頼することをおすすめします。

 

コツをおさえて安全・スムーズな遺品整理を実現しよう【まとめ】

 

最後にもう一度、「遺品整理のコツ」についておさらいしましょう。

 

・必要な作業や期限を確認して計画を立てておく

・相続トラブルや揉めごとを防ぐために、遺言書を確認し他の遺族とも話し合っておく

・捨ててはいけないものを事前に把握しておき、貴重品の紛失を防ぐ

・遺品の仕分けは場所を区切って進めていく

・不用品やゴミは処分方法ごとに分けておく

・期限がせまっている場合や衛生的な問題がある場合は、遺品整理業者への依頼がおすすめ

 

今回紹介したようなコツをおさえれば、遺品整理を自分でやることは可能です。

 

もし自力で行うことが難しい場合は、早めに遺品整理業者へ相談することをおすすめします。

 

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