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2023.05.05
遺品整理のお役立ちコラム
 

スマホの遺品整理|ロック解除の方法から確認すべきデータ・解約方法まで紹介

遺品整理をするときに、故人のスマホの取り扱いに困る方は多いのではないでしょうか。

 

遺品整理業者として働く私のもとにも、実際に次のような相談がよく寄せられます。

 

「どうやってロックを解除すればいい?」

「どんなデータを確認しておくべき?」

「解約の手続きはどうやってする?」

 

今回は故人のスマートホン「ロック解除方法」「確認すべきデータ」「解約方法」などを紹介します。

 

故人のスマホの中には重要なデータが多数保存されているため、適切に扱うことが大切です。

 

相続トラブルや情報漏えいなどを防ぐためにも、紹介する情報を参考にスマホの遺品整理に取り組んでいただければと思います。

 

遺品整理でスマホのロックを解除するには?【方法別】

 

故人のスマホを遺品整理するとき、最初に立ちはだかる難関がロックの解除です。

 

残念ながら故人のスマホのロックを確実に解除する方法はありませんが、解除方法を推測する手段はあります。

 

ここではスマホに設定されているロック方法別に、解除するためのヒントをお伝えします。

 

PIN・パスワード認証の解除

PINコードと呼ばれる4~6ケタの数字や、英数字を組み合わせたパスワードでスマホがロックされているケースは多くあります。

 

この場合、まずは故人がPINコードやパスワードをどこかに記録していないか探しましょう

 

セキュリティ上は好ましいことではありませんが、デジタル機器や登録サービスのパスワードをリストにしている方は多くいらっしゃいます。

 

また、通信会社との契約書や手帳、エンディングノートなどにパスワードをメモしている場合もあります。

 

そのような記録が見つからない場合は、設定されていそうなPIN・パスワードを推測することになるでしょう。

 

PINコードでよくあるのは「1234」や「1111」といった簡単な数字、故人や家族の誕生日・記念日などです。

 

パスワードの場合は、そこに家族やペットの名前をかけ合わせるパターンがよくあります。

 

パターン認証の解除

なかにはパターン認証でロックされているスマホもあります。

 

パターン認証とは、画面に表示された9つの点からいくつかの点を一筆書きで結ぶという認証方法です。

 

ほとんどのパターン認証では、4つ以上の点を使い、1つの点は1回しか使えないというルールがあります。

 

この場合、点をなぞる指の動きが分かれば解除できる可能性があるでしょう。

 

まずは、故人がスマホのロックを解除していたときの手の動きを思い出してみましょう

 

それが難しいのなら、画面に解除の跡が残っていないかチェックします。

 

パターン認証でロックされているスマホは何度も同じところをなぞるので、画面に跡が残っている場合もあります。

 

顔認証・指紋認証の解除

故人のスマホに顔認証や指紋認証が設定されている場合でも、ロックを解除することはできます。

 

なぜならこれらの生体認証を登録するときは、同時にPINコードやパスワードを設定するのが一般的だからです。

 

ほとんどのスマホでは、顔認証や指紋認証で何度かエラーが出たあとにPINコードやパスワードの入力画面が表示されます。

 

したがってこの場合も、PIN・パスワード認証の解除とやることは同じです。

 

遺品整理でスマホのロックを解除するときの注意点【重要】

 

故人のスマホをロック解除するときは、いくつか気をつけるべき点があります。

 

トラブルにならないよう、次のような点には注意して解除することが大切です。

 

当てずっぽうで何度も入力しない

スマホのロックを解除するときは、当てずっぽうで何度も入力しないようにしましょう。

 

なぜならほとんどのスマホでは、一定回数入力を間違えると端末を使えなくなるからです。

 

それでもAndroidの場合は、一定時間が経てば使えるようになる機種もあります。

 

しかしiPhoneの場合はセキュリティが厳しく、10回間違えると初期化されてデータがすべて消えるように設定されていることもあります。

 

もしロックを解除する方法についてまったく見当がつかないのであれば、ひとまずスマホを保管しておきましょう。

 

遺品整理を進めるなかで、パスワードが書かれたメモやデータが見つかるケースもあります。

 

また、ふとしたことからPINコードやパスワードを思いついて解決できるケースもあります。

 

リスクが分からない方法は試さない

スマホのロック解除ができない場合の対処方法として、パスワード解析ソフトの利用がよくあげられます。

 

しかしパスワード解析ソフトの利用は、デジタル機器の仕組みに詳しい方以外にはおすすめできません。

 

なぜならパスワード解析ソフトは、それなりの知識がないと安全性の確認が難しいからです。

 

また、日本語に対応していないソフトも多く、初心者の方には操作が難しい傾向にあります。

 

そもそもスマホのロック解除は非常に難しい作業で、ミスをすればデータを失ってしまうリスクがあります。

 

もしデジタル機器に強い人が身近にいない場合は、デジタル遺品に詳しい遺品整理業者に相談してみるのも一つの手です。

 

プロに依頼して徹底的に遺品整理をすれば、パスワードなどを記録したメモが見つかる可能性もあります。

 

また、デジタル遺品について経験豊富な業者であれば、ロック解除やデータ復元の方法を初心者の方にも分かりやすく提案できる場合もあります。

 

デジタル遺品はプライバシーや相続にも関わるため、遺品の取り扱いについて知識を持った遺品整理士がいる業者を選ぶと安心です。

 

他の相続人の同意を得てから行う

スマホ本体も保存されているデータも故人の遺品であり、相続の対象となります。

 

そのため、相続人以外がロックを解除するのはやめておきましょう。

 

また、複数の相続人がいる場合は、ロック解除も保存データの確認もすべて他の相続人の同意を得てから行う必要があります。

 

故人のスマホの中には思い出となるデータはもちろん、お金にまつわるデータが保存されている場合もあります。

 

そのようなデータを勝手に確認したことで遺族どうしの揉め事につながるケースもあるため、注意が必要です。

 

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相続

 

スマホの遺品整理で確認すべきデータは?【トラブル防止】

 

故人のスマホのロックを解除できたら、次は保存データを確認しましょう。

 

遺品のスマホの中には数々のデータが保存されていますが、とくに確認すべきデータは次のとおりです。

 

相続に関わるデータ

まず確認したいのが、相続に関わるデータです。

 

たとえば、次のようなお金に関するデータは優先的にチェックしておきましょう。

 

・ネット銀行のアカウント

・株やFX、仮想通貨などのアカウント

・QR決済のアカウント

・交通系タッチ決済のアカウント

 

これらを優先的にチェックする理由は、相続の漏れを防ぐためです。

 

故人がネットバンクにお金を貯めていた場合やキャッシュレス決済の残高があった場合、相続手続きをしなければ家族のものにはなりません。

 

また、株やFXの取引で失敗し、密かに借金を抱えていた場合なども相続の対象となるので把握しておく必要があります。

 

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有料サービス

次のような有料サービスの登録情報も、忘れずに確認しておきましょう。

 

・動画配信、音楽配信サービス

・カーシェア

・ネットショップの定期宅配

 

上記のようなサービスは定期的に料金が発生し続けるため、不要なものは解約することが大切です。

 

これらの有料サービスや相続に関わる情報などは、過去の受信メールやアプリ、ブックマークなどをチェックすることで分かる可能性があります。

 

訃報を伝える連絡先

故人と親しかった人や付き合いがあった人など、訃報を伝えるべき人の連絡先が分からず困るケースは多くあります。

 

そういった場合は、故人のスマホの電話帳やLINEなどを確認してみましょう。

 

近年は年賀状やお中元、お歳暮などのやり取りも減っているため、スマホのデータからしか連絡先が分からないケースも増えてきています。

 

スマホのデータを消去する前に、重要な連絡先は確認しておくことが大切です。

 

SNSアカウント

故人がSNSを利用していた場合は、アカウントを削除するか追悼アカウントへ切り替えることをおすすめします。

 

ほとんどのSNSでは本人以外が投稿することは禁止されていますが、遺族が申請すれば次のような対応は可能です。

 

・Facebook: アカウントの削除または追悼アカウントへの切り替え

・Instagram:アカウントの削除または追悼アカウントへの切り替え

・Twitter:アカウントの削除のみ

・LINE:アカウントの削除のみ

 

これらの対応をとることで、アカウントが乗っ取られたり、詐欺や虚偽情報の発信などに使われたりすることを防げます

 

また、追悼アカウントではプロフィールに「追悼」と表示されるため、SNSでしか故人とつながっていなかった人にも他界を知らせることが可能です。

 

デジタル終活はSNSにも必要!手順や方法・アカウント放置のリスクについて紹介

SNS

 

思い出のデータ

写真や動画などの思い出のデータを残しておきたい場合は、早めに確認しておきましょう。

 

なぜならスマホ本体の耐用年数は、何十年ともつほど長くはないからです。

 

バッテリーの耐用年数にいたっては本体よりもはるかに短く、数ヶ月ぶりに使ったら電源がつかないなどのトラブルも起こりえます。

 

そのためスマホ本体を形見として残しておくつもりでも、大切なデータはバックアップをとっておくなどすることが大切です。

 

故人のスマホを解約する手続き方法【必要書類】

 

スマホの通信費は毎月課金されるため、必要なデータを確認したあとは通信契約を解除するのが一般的です。

 

ほとんどの通信会社では、契約者の遺族であれば解約できます。

 

具体的には、次のものをそろえてショップに行けば手続きすることが可能です。

 

・契約対象のスマホとSIMカード

・契約者が亡くなったことを確認できる書類(戸籍謄本や死亡診断書など)

・手続きする人の身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)

 

ただし契約状況によって必要書類や手続き方法が異なるケースもあるため、事前に問い合わせておくとスムーズでしょう。

 

なお、一旦解約すると電話番号に紐づいたサービスが利用できなくなる点には注意が必要です。

 

故人の関係者と連絡が取れなくなったり、登録サービスにログインできなくなったりする場合もあるので問題がないことを確認してから解約しましょう。

 

また、解約したあとのスマホを手放す場合は、情報漏えいを防ぐために初期化しておくことも大切です。

 

故人のスマホを買取に出したり誰かに譲ったりするときは、重要な情報を見られないように全データを消しておきましょう。

 

スマホの遺品整理でトラブルを回避しよう【まとめ】

 

最後にもう一度、「スマホの遺品整理」についておさらいしましょう。

 

・遺品のスマホをロック解除するときは、当てずっぽうで何度も入力しないこと

・遺品のスマホの取り扱いは、他の相続人の同意を得てから決めること

・ロック解除ができたら、まずは相続やお金に関わるデータを確認することが重要

・スマホに保存された連絡先やSNSを確認することで、訃報を伝えることもできる

・遺族であれば故人のスマホを解約することは可能

 

故人のスマホには、大切な情報が保存されています。

 

さまざまなトラブルを防止するためにも、スマホの遺品整理には慎重に取り組みましょう。

 

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