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お役立ちコラム
敬礼するハートくん

2022.03.25
生前整理のお役立ちコラム
 

デジタル終活はSNSにも必要!手順や方法・アカウント放置のリスクについて紹介

近年、「デジタル終活」の一環として生前からSNSの整理に取り組む人が増えてきました。

 

ただ、それに関して次のような疑問がある方もいるのではないでしょうか。

 

「自分が亡くなったあとのSNSアカウントはどうなる?」

「SNSアカウントを放置すると、何か問題があるの?」

「SNSのデジタル終活では、具体的に何をすればいい?」

 

実はSNSには個人情報が多く含まれているため、アカウントを放置すると問題が起きることもあります。

 

今回は、「死後のSNSアカウントの取り扱い」「SNS種類別のデジタル終活の方法」について紹介します。

 

遺品整理業者として生前整理のお手伝いをしている私の知見もまじえながら解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

SNSのデジタル終活ですべきこと【遺されたアカウントはどうなる】

 

SNSのデジタル終活でするべきことは、自分が亡くなった後のアカウントの取り扱い方を決めることです。

 

具体的には、アカウントが削除されるように準備しておいたり、亡くなったことがSNS上で告知されるように準備しておいたりします。

 

このような準備をしておくべき理由は、SNSアカウントはユーザーが亡くなった後もインターネット上に存在し続けるからです。

 

後ほど詳しく紹介しますが、誰も使っていないSNSアカウントを放置し続けると、さまざまな弊害が出やすくなります

 

そもそもデジタル終活とは、パソコンやスマートフォンに保存されているデータ、インターネット上の登録情報などを生前から整理することです。

 

これらのデータや登録情報は「デジタル遺産」と呼ばれ、遺族が取り扱いに悩むケースは多々あります。

 

とくにSNSに関しては、プライバシー性の高いサービスなので取り扱いが難しい面もあるでしょう。

 

ぜひ元気なうちからアカウントの取り扱い方を決めておくことをおすすめします。

 

デジタル遺品をわかりやすく解説します【トラブルもあるので注意】

パソコン

 

SNSにもデジタル終活が必要な理由【アカウント放置のデメリット】

 

亡くなった後もSNSのアカウントが残り続けることに、それほど問題性を感じない方もいるかもしれません。

 

しかし場合によっては、家族や知人、友人など多くの人に影響を与えてしまうこともあるため、やはりSNSのデジタル終活は必要といえます。

 

家族が故人のSNSを使うことは原則禁止

多くのSNSでは、本人以外がアカウントを使用することを原則禁止しています。

 

基本的に家族であっても、アカウントを譲渡したり相続させたりすることはできません。

 

つまり亡くなったことをSNS上で知らせたり、アカウントを削除したりすることは、ご自身が手配していないと不可能な場合もあるのです。

 

SNSはプライバシー性の高いサービスのため、家族であっても故人のSNSに触れない規約となっている場合がほとんどです。

 

亡くなった後のSNSの取り扱い方法について希望がある場合は、生前から準備しておくことをおすすめします。

 

アカウントが悪用される可能性がある

長い間使われていないSNSアカウントは、悪用される可能性が高まります。

 

最近はSNSのアカウントを乗っ取り、詐欺や虚偽情報の発信などに使う犯罪が増えてきました。

 

たとえば乗っ取ったアカウントのユーザーになりすまして個人情報を聞き出そうとしたり、プリペイドカードを購入させて電子マネーを盗んだりといった事件は多数あります。

 

そこまで犯罪性が高くなくても、本人になりすまして悪意のある投稿をする事例もよく見られます。

 

もしこういった行為にアカウントが利用された場合、騙される人が出てくるかもしれません。

 

しかしアカウントを削除したり、追悼コメントを表示したりすることで、悪用される可能性は限りなく低くなります。

 

このような犯罪は年々増えていて、手口も巧妙化しているので、他人に迷惑をかけないためにもSNSのデジタル終活は必要といえます。

 

故人の投稿が思い出の品になることもある

ご自身が亡くなった後のSNSアカウントは単純に削除すればいい、と考えている方も多いかもしれません。

 

しかし、その考え方は自分本位といえます。

 

なぜなら遺された家族や友人にとっては、故人の投稿が思い出の品になることも多々あるからです。

 

形見というのは、実在する物だけとは限りません。SNS上のデータも大切な遺品となりえます。

 

そのため、自分のことだけではなく繋がりのある人のことも考えて、SNSアカウントの取り扱い方を考えておく必要があります。

 

新たなコメントや友達申請で家族の悲しみが深まる

ご自身が亡くなった後にSNSアカウントをそのまま残しておく場合も、何らかの対策はするべきといえます。

 

なぜなら、遺族の悲しみが深まるかもしれないからです。

 

SNS上でしか繋がっていない人がいる場合、ご自身の死を知らない人からコメントやいいねがついたり、誕生日祝いのメッセージが届いたりすることもあります。

 

もし遺族がそれらのコメントを見れば、故人の死を再確認して気持ちが沈んでしまうかもしれません。

 

また、誰も管理しなくなったSNSは、悪質なユーザーによって荒らされる可能性も高まります。

 

心ないコメントで傷つくのは、遺された家族です。

 

アカウントを残す場合も、追悼コメントをアップするなどの準備をしておくことをおすすめします。

 

SNSのデジタル終活の具体的な方法【種類別】

 

ここからは、SNSのデジタル終活の具体的な方法を紹介します。

 

一口にSNSといっても数十種類以上はあるので、ここではFacebook・Instagram・Twitter・LINEなど利用者の多いものに絞って紹介します。

 

それぞれ、できることや手続きの内容が異なるので参考にしてください。

 

「Facebook」のデジタル終活

Facebookのデジタル終活の方法としては、死後のアカウントを「追悼アカウントに切り替える」もしくは「アカウントを削除する」の二つの選択肢があります。

 

どちらも、ユーザー自身が事前に意思表示する機能があります。

 

追悼アカウントへの切り替えを選んだ場合、家族や友人が死亡を報告するとユーザー名の隣に「追悼」と表示され、新規の投稿ができなくなります。

 

ただ、既存の投稿はそのまま残るため、繋がりのある人が閲覧することは可能です。

 

アカウントを削除してほしい場合は、亡くなったあとに家族からアカウント削除を申請するように手配しておけば良いでしょう。

 

その場合でも、グループページを作成して思い出を残すことは可能です。

 

なお追悼アカウントについては、あらかじめフォロワーの中から管理人を指定しておくことができます。

 

管理人を指定しておくと、追悼アカウントへの移行もスムーズです。

 

また、管理人がプロフィールへコメントを追記したり、プロフィール写真やカバー写真を変更したりすることも可能となります。

 

参考: Facebookヘルプセンター - 私が死んだ場合、Facebookアカウントはどうなりますか

「Instagram」のデジタル終活

InstagramはFacebook社の運営しているサービスなので、基本的にはFacebookとできることは同じです。

 

ご自身が亡くなった後に近親者が申請することによって「追悼アカウントへ切り替え」たり、「アカウントを削除」したりすることが可能です。

 

追悼アカウントへ切り替えるとプロフィールに「追悼」と表示され、アカウントは凍結されます。

 

アカウントが凍結されても写真や投稿などはそのまま残り、画像や動画をシェアしていたユーザーは引き続きそのコンテンツを見ることが可能です。

 

ただしInstagramでは、Facebookと違って追悼アカウント管理人を指定できない点には注意が必要です。

 

そのため亡くなったあとは、プロフィールや投稿内容を変更することはできません。

 

参考: Instagramヘルプセンター - 亡くなった方のInstagramアカウントを報告するにはどうすればよいですか。

「Twitter」のデジタル終活

Twitterでは、追悼アカウントのようなものが存在しません。

 

そのためTwitterのデジタル終活の方法としては、「ご自身の死後にアカウントを削除するよう家族に知らせておく」方法が一般的です。

 

近親者が申請すれば、手順を記載したメールが送られてきて、アカウントを削除できます。

 

参考: Twitterヘルプセンター - 亡くなられたユーザーのアカウントについてのご連絡方法

「LINE」のデジタル終活

LINEはプライバシー性がとくに高いサービスなので、遺族の希望があってもアカウントを引き継げません。

 

また、故人のLINEを遺族が眺めることも禁止です。

 

そのためLINEのデジタル終活の方法としては、「アカウントを削除する」方法しかありません。

 

アカウントの削除は、家族が申請することによって行えます。

 

ただ、削除を申請しなくても、故人の携帯電話を解約してしばらくするとアカウントが自動的に消滅する可能性は高いでしょう。

 

なぜなら、LINEのアカウントは電話番号にひもづいているからです。

 

もし遺族や友人がご自身とのトーク履歴を残しておきたいと望む場合は、スクリーンショットなどで保存しておくように伝えましょう。

 

参考: LINE Safety Center - アカウントを安全に保つために〈故人のアカウントを閉鎖する〉

アカウントの取り扱い方はエンディングノートなどに記しておく

 

先ほども説明したように、アカウントの削除や追悼アカウントへの移行には遺族の操作・申請が必要です。

 

そのため家族がそれらの手続きをスムーズに行えるよう、エンディングノートなどに情報を記しておくことをおすすめします。

 

具体的には、次のような情報を記しておくと良いでしょう。

 

・SNSのアカウント一覧

・望む取り扱い方法

・操作方法、申請方法

 

もしSNSだけでしか繋がっていない人に訃報を知らせたい場合は、そのことを記しておいても良いかもしれません。

 

故人のSNSに勝手にログインして追記することは原則禁止ですが、訃報のアップくらいであれば黙認されることはよくあります。

 

ログインしなくても、コメント欄に書き込んで知らせる方法などもあるので、適切な方法を考えておきましょう。

 

エンディングノートとは?書き方・メリット・注意点などについて解説!

ノートを持つ高齢女性

 

【まとめ】SNSの終活で不要なデジタル遺産をのこさないようにしよう

 

最後にもう一度、「SNSのデジタル終活」についておさらいしましょう。

 

・SNSのデジタル終活では、自分が亡くなったあとのアカウントの取り扱い方を決める

・ほとんどのSNSでは、家族であっても故人のアカウントに勝手に触れない

・SNSアカウントを放置すると、悪用される可能性が高まるので対策が必要

・遺族や友人の心情も考えてアカウントの取り扱いを考えることが大切

・アカウントの削除や追悼アカウントへの切り替えなど、対応方法は各SNSで異なる

・アカウントの取り扱い方については、エンディングノートなどで家族が確認できるようにしておく

 

故人のSNSは、遺族にとって取り扱いの難しいデジタル遺産となります。

 

ぜひ生前から準備・対策して、遺された方に負担をかけないようにしておきましょう。

 

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終活では、SNSアカウントの整理以外にもやるべきことは多くあります。

 

そのなかでも大変なのが、物の整理(生前整理)ではないでしょうか。

 

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お見積り・ご相談は無料(0円)ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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