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2022.11.09
生前整理のお役立ちコラム
 

これってセルフネグレクト?8項目の症状チェックリスト・脱出方法を紹介

近年、セルフネグレクトにより普通の暮らしを維持できなくなる方が増えています。

 

ご自身や身近な人がセルフネグレクトかもしれない、と心配になっている方も多いかもしれません。

 

「自分や家族がセルフネグレクトに該当するのか知りたい」

「なぜセルフネグレクトになったのか知りたい」

「セルフネグレクトからの脱出方法が知りたい」

 

上記のような疑問に答えるため、今回はセルフネグレクトの「症状チェックリスト」「原因」「対処法」などをお伝えします。

 

私はゴミ屋敷清掃のプロとして、セルフネグレクトに陥った方の家で作業をした経験もあります。

 

現場で培った知見もまじえて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

セルフネグレクトの特徴・心理【症状チェックリスト】

 

そもそも、どういった状態をセルフネグレクトと呼ぶのでしょうか。

 

セルフネグレクトの特徴や症状のチェックリストを紹介しますので、ご自身や家族があてはまるか確かめてみてください。

 

セルフネグレクトの特徴とは

セルフネグレクトは「自己放任」とも呼ばれ、自分自身の世話を放棄している状態のことを指します。

 

セルフネグレクトに陥ると、次のような特徴があらわれるのが一般的です。

 

・生活を維持する能力や意欲が低下し、何事も投げやりになる

・自分自身への興味や関心がなくなる

・心を閉ざし、対人関係が希薄になる

 

セルフネグレクトになった人は、普通の生活を送るための意欲や能力をなくしてしまいます

 

たとえば掃除や洗濯をせずに家がゴミ屋敷のようになったり、歯磨きや入浴をせずに不潔な状態のままでいたりします。

 

その他にも食事を満足に取らなかったり、病気やケガをしているのに病院に行かなかったりなど、自分の健康や安全に対する関心もなくす傾向にあります。

 

このような病的にすさんだ状態になると、いち早く生活を改善することが重要です。

 

しかしセルフネグレクト状態にある人は生活環境や健康状態を改善しようという気力すら失い、周囲に助けを求めないケースがほとんどです。

 

その結果、社会から孤立してしまうことも多く、ますます状態が悪化していくこともあります。

 

8項目のチェックリスト

ご自身や身近な人がセルフネグレクトかもしれないと不安な方は、以下の8項目をチェックしてみてください。

 

項目にあてはまる数が多いほど、セルフネグレクトの傾向が強いと言えます。

 

1.一人暮らし、または一人で過ごす時間が多い

2.信頼できる友人や家族が周囲にいない

3.病気やケガ、体調不良などがあっても病院に行かない

4.介護サービスが必要な状態なのに利用していない(高齢の場合)

5.食事の栄養バランスを考えていない

6.歯磨きや洗顔、入浴などをさぼっている

7.生活リズムが乱れている

8.家の衛生状態が悪く、ゴミなどが散乱している

 

誰もがセルフネグレクト予備軍

もしかすると先ほどのチェックリストにあてはまる数が多くて、驚いた方もいるかもしれません。

 

ただ、「たまに」あてはまる程度なら過剰に心配する必要はないでしょう。

 

誰しも当たり前の習慣をめんどうに感じることはあります。それでも大半の人は反省して生活習慣を修正していくものです。

 

しかし何らかのきっかけで投げやりになり生活習慣を修正できなくなってしまうと、セルフネグレクトに陥ってしまう可能性があります。

 

つまり、ちょっとした「めんどくさい」を放置し続けるうちに、気づけばセルフネグレクトになっていることもあるのです。

 

セルフネグレクトの原因・背景【若者も注意】

 

先ほど、何らかの原因で生活習慣を修正できなくなるとセルフネグレクトに陥ってしまうとお伝えしました。

 

なぜ生活習慣を修正できなくなるのか、ここではセルフネグレクトの引き金になりやすい原因を紹介します。

 

加齢や病気

加齢や病気の影響で普通の生活を維持できなくなり、セルフネグレクトになる場合があります。

 

高齢者の場合、加齢による関節の痛みや視力の低下によって、日常生活がままならなくなるケースは多いものです。

 

また、認知症により判断力・記憶力が低下して、生活に必要な行動が取れなくなることもあります。

 

たとえ若者であっても病気やケガで身体機能が低下したり、若年性アルツハイマーにより認知症の症状が出たりすれば同じ状態に陥る可能性があるでしょう。

 

なお、年齢に関係なく、うつや統合失調症などの精神疾患もセルフネグレクトの原因としてよくあげられます。

 

これらの心理的な問題を抱えていると物事への意欲や判断力が低下するため、家事や掃除などをこなせなくなることがあります。

 

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散らかった部屋

 

経済的な困窮

経済的に困窮して生活にお金を使えなくなった結果、セルフネグレクトになる場合もあります。

 

先にも紹介したセルフネグレクトの特徴として、「食事の栄養バランスを考えない」「病気や不調があっても病気に行かない」といったものがありました。

 

そもそも経済的に困窮している場合は、栄養バランスが整った食事をとることも病院を受診することも困難です。

 

保険料を払えずに健康保険に未加入の状態だと、より病院から足が遠のくでしょう。

 

このような状態が続くと身体やメンタルにも悪影響が出て、よりセルフネグレクトが起こりやすい状態となってしまいます。

 

社会的な孤立

セルフネグレクトになる方は、一人暮らしが多いとされています。

 

これは社会的な孤立がセルフネグレクトを悪化させることを意味しています。

 

もし身体や精神、収入面に問題を抱えていたとしても、助けてくれる人がいればセルフネグレクトは避けられるかもしれません。

 

しかし周りに頼れる人がいなければ、ちょっとした兆候を見逃してしまいます

 

本人の自覚がないままに生活環境が悪化していき、気づいたときにはセルフネグレクトに陥っているケースも多々あります。

 

原因が分からない場合も

じつは、なぜセルフネグレクトに陥ったのか原因不明な場合も多くあります。

 

過去に高齢者を対象に内閣府が行った調査でも、21.5%がセルフネグレクトの原因を「覚えていない・分からない」と回答しています。

 

つまり気にもとめないような小さなことがきっかけでセルフネグレクトに陥る可能性もある、ということです。

 

また、複数の原因が重なり、何が原因でセルフネグレクトになったのか分からない場合もあります。

 

いずれにしても、セルフネグレクトに心の状態が関係していることは明らかでしょう。

 

きっかけが何であれ、普通の生活を維持する意欲をなくした結果としてセルフネグレクトに陥るケースが多いと言えます。

 

参考:セルフネグレクト状態にある高齢者に関する調査―幸福度の視点から 報告書 - 平成22年度内閣府経済社会総合研究所委託事業

セルフネグレクトから脱出する方法【対処法】

 

もしご自身や身近な方がセルフネグレクト状態になってしまった場合、焦らずに対処していくことが大切です。

 

具体的には、次のような点に気をつけてセルフネグレクトからの脱出をはかりましょう。

 

現状を自覚する

セルフネグレクトから脱出するためには、まずは「自分がどのような状態にあるか」を把握する必要があります。

 

なぜならセルフネグレクト状態にある人は現状を自覚できていないケースが多いからです。

 

現状を自覚できて初めて改善するための対策をとっていけます

 

もし改善する必要があると自覚できなければ、より生活環境や健康状態が悪化していく負の連鎖が続いてしまいます。

 

もし自分はセルフネグレクトかもしれないと感じたら、信頼できる人に相談してみましょう。

 

相談できる人がいない場合は、各自治体で設けられている相談窓口を利用するのも手です。他人に話すだけでも、自分を客観視しやすくなります。

 

身近な人がセルフネグレクトである場合は、まずは本人の気持ちを受け止めましょう。本人の行動や発言を拒否せず、優しく話を続けることが大切です。

 

少しずつコミュニケーションをとるうちに心を開いてくれて、解決のための提案も受け入れてくれやすくなります。

 

周囲のサポートを得る

セルフネグレクトから脱出するためには、一人で抱え込まずに周囲のサポートを得ることが大切です。

 

孤独な生活を続けていると、さらに心を閉ざし生活がすさんでいく可能性もあります。

 

家族や友人の協力だけではなく、行政のサポートも活用しましょう。

 

セルフネグレクトの高齢者のなかには、要介護の基準を満たしているのに認定を受けていない方もいます。

 

そのような場合は「地域包括支援センター」に相談すれば要介護支援の申請を代行してもらえます。

 

若い方の場合は、役所の福祉課各地域の福祉事務所に相談することで、何らかのサポートを得られる可能性もあります。

 

なお、セルフネグレクトの原因が病気や精神疾患の場合は、医療機関を受診して治療を優先しましょう。

 

症状を改善したり症状の進行を遅らせたりできれば、生活を改善しやすくなります。

 

住環境を改善する

セルフネグレクトに陥ると、片付けや掃除をしなくなり家がゴミ屋敷化する傾向があります。

 

住環境が心身に与える影響は、想像以上に大きいものです。

 

ゴミやホコリが散乱した状態で放置していると、細菌やカビが繁殖して健康状態も悪くなります。

 

体調が悪化した結果、精神にまで影響が出てセルフネグレクトが悪化するという負の連鎖に陥っているケースも少なくありません。

 

そういった悪循環を脱出するためにも、掃除や片付けをしていち早く住環境を正常な状態に戻すことが大切です。

 

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鼻をかむ女性

 

必要なら清掃業者も活用する

掃除や片付けが必要と言っても、本人や周りの人だけでは余裕がない場合もあるでしょう。

 

そのようなときは、当社のようなゴミ屋敷清掃業者の利用を検討してください。

 

ゴミ屋敷清掃を専門とした業者なら、物の仕分けから片付け・掃除・不用品の処分まで全てを一度に任せられます

 

作業も1日~数日と短い期間で完了するので、負担も少なくて済みます。

 

とはいえ部屋の状態を他人に見せることに抵抗を感じる場合もあるかもしれません。

 

しかし経験豊富な専門業者であれば、そういった現場にも慣れていますし、人それぞれの事情があることを理解しているものです。

 

異臭や害虫などが発生している状態でも、対応できるノウハウを持っている業者もあります。

 

相談は無料の業者も多いので、まずは気軽に問い合わせてみることをおすすめします。

 

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【まとめ】セルフネグレクトに陥る可能性は誰にでもある

 

最後にもう一度、「セルフネグレクト」についておさらいしましょう。

 

・セルフネグレクトに陥ると、普通の生活を送るための意欲や能力をなくしてしまう

・普通の人でも、何らかのきっかけで生活習慣を修正できなくなってしまいセルフネグレクトになることもある

・セルフネグレクトの原因としては、加齢や病気による身体機能・判断力の低下などが多い

・健康であっても経済的な困窮や社会的な孤立でセルフネグレクトになることもある

・セルフネグレクトから脱出するには現状を自覚し、周囲のサポートを得ることが大切

・住環境を改善するとセルフネグレクトの悪循環を断ち切りやすい

 

セルフネグレクトに陥る可能性は誰にでもあるため、否定的に考えたり恥に思ったりしないことが重要です。

 

もしセルフネグレクトになった場合は、他人の力も借りながら少しずつ改善していきましょう。

 

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