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2022.09.16
遺品整理のお役立ちコラム
 

遺品整理を始めるタイミングとは?遅くなると起こりうるトラブルや、始める前の注意点についてご紹介

遺品整理ってどのタイミングですればいいの?」と思っていませんか?

 

大切な家族や親族を失った後、悲しみを抱えたまま整理をするのは勇気がいるもの。

 

クリーンケアのお客さまにも、なかなか手をつけられなかったという方は少なくありません。

 

結論から言うと、遺品整理のタイミングには正解はありません

 

ただし、遅くなってしまうと場合によっては問題が起こる可能性があります。

 

そこで今回は、遺品整理業者として日々従事する私が「遺品整理を始めるタイミング」について詳しく解説。

 

合わせて、遺品整理を始める前に知っておきたい注意点もご紹介します。

 

遺品整理を始めるタイミングは自由|持ち家と賃貸で変わる

 

最初に言ったように、遺品整理を始めるタイミングに決まりはありません

 

というのも、「この日にしなさい」という具体的な日数が法律などで決められていないからです。

 

遺品整理をするベストなタイミングというのは、家庭の事情によって違います。

 

ただし、私の経験上、故人のお住まいが「持ち家か賃貸か」でタイミングが変わってくると思います。

 

◆持ち家の場合

・四十九日

・諸手続きの完了後

 

◆賃貸の場合:早いほど良い

 

順番に見ていきましょう。

 

持ち家の場合①四十九日|親族が集まるタイミング

 

持ち家の場合は、仏教で言う「四十九日」のタイミングで始める方が多いです。

 

仏教では、亡くなった人の魂は四十九日を過ぎて現世を離れると考えられています。

 

この故人の魂が次の世へ旅立っていったという時期を目安に、遺品整理を行う人が多いです。

 

仏教以外の宗教でも、似たような時期に行う方が多いように感じます。

 

また、この四十九日は法要で親族が集まるタイミングでもあります

 

そのため、全員で遺産相続や形見分けなどについても話し合えて、効率的に遺品整理を進めることができます。

 

持ち家の場合②諸手続の完了後

 

持ち家の場合、諸手続きが完了したタイミングで遺品整理を行う方も多いです。

 

人が亡くなった後、やらなければいけない手続きは思いのほか多いもの。

 

詳しくは以下の記事で紹介していますが、あまり経験のない手続きに追われている中、遺品整理をする余裕はありません。

 

喪主が葬式の後にやることは5つ!法要や遺品整理まで解説【やることリストも公開】

 

持ち家は家賃が発生しないため、賃貸物件よりは遺品整理するまで時間の余裕があります。

 

一通りの手続きが終わり、ひと段落したタイミングで遺品整理を始めるのも良いでしょう。

 

持ち家の場合③相続税の申告期限までに|死亡の事実を知った翌日から10ヶ月以内

 

持ち家は時間の余裕があると先ほどお話しましたが、ご家庭によっては相続税の申告期限を目安に遺品整理を行う方もいらっしゃいます。

 

相続税は、故人の遺産が相続税の非課税額(3000万円+相続人の人数×600万円)を越える場合に発生します。

 

被相続人(故人)が亡くなってから、10ヶ月以内に申告納税しないといけません。

 

相続税を算出するには、前もって遺品整理を行い、相続財産がいくらくらいあるのか調べなくてはいけません。

 

現金だけでなく、土地や不動産、金銭的に価値のあるものの査定も必要です。

 

そのため、相続税が発生する可能性があるご家庭の場合、故人が亡くなってから10ヶ月以内までを目安に遺品整理を行うことが多いのです。

 

賃貸の場合|早いほど良い

 

一方で賃貸物件の場合は、遺品整理は早ければ早いほど良いとされています。

 

賃貸物件は退去まで家賃が発生するため、荷物を片付けて退去手続きを取らないと家賃がかかり続けるからです。

 

また、賃貸物件によっては「原状回復」のための料金が発生するところもあります。

 

人が住まない部屋は、劣化しやすくなると言われているため、なるべく早めに遺品整理を行った方が、原状回復もしやすいからです。

 

できるだけ葬儀直後など、早ければ早いほどベストだと言えるでしょう。

 

心の準備ができてからでもOK

 

持ち家か賃貸かで分けて、遺品整理をする一般的なタイミングを紹介してきました。

 

けれども、1番は遺族であるご自身の心の整理ができたタイミングで行うことをおすすめします。

 

現実では、相続税やお金の問題も関わってくるので、「遺品整理するまで時間が無限にある」というケースはあまりないかもしれません。

 

ただ、遺品整理をしていて、アルバムや写真などを手に取ると、故人との思い出が自然とよみがえり、悲しみで心が乱されてしまう方は非常に多いです。

 

心の整理ができていないうちに無理をして遺品整理を行っても、思うように進めることはできません。

 

悲しみが大きいのであれば、これまで紹介したタイミングを参考にしつつ、まずは心を休めてから遺品整理に取り掛かることをおすすめします。

 

遺品整理が遅くなると、トラブルが起こることも

 

遺品整理を行うタイミングについて紹介してきました。

 

「1番は気持ちの整理がついてから」というお話もしましたが、遅くなるとトラブルが起こる可能性もあります。

 

ここでは、遺品整理が遅くなったときに起こりうるトラブルについて紹介します。

 

「いつまでに終わらせた方が良いのか」を決めるための参考になさってください。

 

賃貸料金、クリーニング代金などの思わぬ出費の発生

 

遺品整理が遅れると、思わぬ出費が発生することがあります。

 

家賃や電気、ガスや水道代などの公共料金がイメージしやすいかもしれませんが、1番気をつける点は「故人が契約していたサービス」の料金

 

遺品整理をしていて、覚えのないサービスの契約書が見つかったというケースは非常に多いです。

 

会社によっては、契約者本人が亡くなっていることを伝えたら料金の支払いをキャンセルしてくれることもありますが、全ての会社で対応してくれるわけではありません。

 

このように遺品整理が遅れると、「思いもよらなかった出費」が発生することもあるので気をつけましょう。

 

空き家放置による火災の発生

 

故人のお住まいが持ち家で、亡くなった後は空き家になるという場合も注意が必要です。

 

ガスや電気が使える状態で家具や家電を放置していると、火災が発生することがあるためです。

 

もし空き家から発生した火災が近くの家に被害を出してしまった場合、相続人が賠償金を支払わなくてはいけません。

 

遺品整理が遅れることで、予想外の被害が起こる可能性があることも知っておきましょう。

 

特定空家への指定|固定資産税の増加やペナルティ

 

また、空き家のまま放置して、行政から「特定空家」に指定されると固定資産税が6倍まで上がってしまうことも。

 

ただし、特定空家はいきなり指定されるわけではなく、まずは自治体から指導や助言、勧告が行われます。

 

それでも対応されない場合、特定空家に指定されるだけでなく、ペナルティとして50万円以下の過料が課される可能性があります。

 

遺品整理ではものの片付けだけに目が行きがちですが、「家そのもの」にも目を向けて、遺品整理に取りかかるタイミングを考えましょう。

 

相続税のペナルティーが発生する可能性も

 

先ほどの遺品整理を行うタイミングのお話で「相続税の申告期限までに(故人が亡くなって10ヶ月以内)」というお話をしました。

 

もしこの期間を過ぎると、相続税の控除を受けられなくなるだけでなく、延滞税や無申告加算税を課せられる可能性があります。

 

・延滞税:期限までに相続税が納められなかったときに発生する税

・無申告加算税:申告日までに申告書を提出しなかったときに発生する税

 

そのため、相続税の発生が不安な方は、遺品整理のタイミングが遅くならないように気をつけておきましょう。

 

こちらでは、遺品整理に関わる相続税について詳しく解説しています。

 

ぜひ参考になさってください。

 

【簡単に分かる】遺品整理での相続税を6つのポイントで徹底解説!

 

遺品整理を始める前に知っておきたい3つの注意点

 

遺品整理が遅くなると起こりうるトラブルについて紹介してきました。

 

何となく、ご自身の中で遺品整理を始めるタイミングがまとまってきたかもしれません。

 

そこで最後に、遺品整理を始める前に知っておきたい注意点について紹介します。

 

・遺品整理の手順やコツを確認しよう

・一人だけで進めず、必ず親族と話し合いをしよう

・相続放棄するときは、遺品整理には参加しないようにしよう

 

順番に見ていきましょう。

 

1.遺品整理の手順やコツを確認しよう

 

遺品整理を始める前に、遺品整理の手順やコツを確認しましょう。

 

とくにご高齢で亡くなられた方の中には、「もったいない」という気持ちが強いことから、遺品がたくさん残されているケースも多いです。

 

遠方に住まれている場合は、作業時間も限られているので、遺品整理に1ヶ月以上かかることもあります。

 

そのため、スケジュールや作業の工程を事前に決めておくと比較的スムーズに進めることができます。

 

こちらの記事では、遺品整理の具体的なコツや手順を紹介しています。

 

ぜひ参考になさってください。

 

遺品整理のコツまるごと解説!自分たちでする手順・物の分け方・捨て方

アイキャッチ

 

2.一人だけで進めず、必ず親族と話し合いをしよう

 

遺品整理を始めるときは、一人だけで進めず、必ず親族と話し合いをしてからにしましょう。

 

他の遺族の合意を取らずに遺品整理を行うのは、親族間のトラブルを引き起こしかねません。

 

良かれと思って遺品整理をしたのに「形見にしたかったから捨てないでほしかったのに」と揉めたり、「お母さんの指輪、黙って持っていったんじゃないの?」とあらぬ疑いをかけられることも珍しくありません。

 

必ず、遺族全員で遺品整理の方針を話し合っておくことが大切です。

 

遺品整理で親族間に起こりうるトラブルについて、もっと具体的に知りたい方はこちらの記事をご確認ください。

 

遺品整理で起こりやすい親族間のトラブルとは?トラブル防止の対策もご紹介

 

3.相続放棄するときは、遺品整理には参加しないようにしよう

 

故人の遺産は、預貯金や金品などプラスのものばかりではありません。

 

人によっては借金のようにマイナスの遺産がある場合もあります

 

相続ではプラスの財産だけでなく、このマイナスの遺産も引き継ぐことになります。

 

マイナスの遺産を相続したくない場合、手続きを取れば相続放棄を行うことができます。

 

ただし、遺品整理を行ってしまうと、相続を承認したとみなされて相続放棄ができなくなる可能性も

 

相続放棄を考えられている方は、注意してください。

 

こちらでは、「遺品整理中に故人が借金していたことが発覚した」場合の対策を紹介しています。

 

ぜひ参考になさってください。

 

遺品整理で借金を発見!相続放棄の方法や注意点は?整理後に気づいた場合は?

 

遺品整理でお困りの際は、遺品整理業者に相談を

 

遺品整理を始める前に知っておきたい注意点について紹介してきました。

 

もしかすると「ものが多いけど遠方に住んでいるし、適切な時期までに片付けられるだろうか」「仕事が忙しくて時間が取れないかも「体力的に自分だけで片付けるのは厳しそう」など不安なことが出てきたかもしれませんね。

 

遺品整理でお困りのことは、遺品整理業者にぜひ相談してみてください。

 

業者なら、貴重品の探索やものの仕分けに長けていますし、ゴミの回収から部屋の清掃までお任せできるので、体力的にも精神的にも負担を軽減できます。

 

お悩みにもプロの目線から見た的確なアドバイスをもらえるので、納得して整理することができるはずです。

 

関西で遺品整理でお悩みの方は、ぜひ私たちクリーンケアにご相談ください。

 

【まとめ】遺品整理のタイミングは自由|無理せず、少しずつ進めよう

 

遺品整理を始めるタイミングや、タイミングによって起こりうるトラブル、始める前の注意点について紹介してきました。

 

遺品整理を始めるタイミングに決まりはありません。始めるタイミングも整理方法も人それぞれです。

 

心が辛いとき無理に取り組むのではなく、自分にとって適切な時期を見極めて取り掛かりましょう。

 

ただし、遺品整理を始めるときは必ず他の遺族と話し合って進めてくださいね。

 

遺品整理で不安なところが出てきたら、一人で抱え込まず、積極的に遺品整理業者に相談してみてください。

 

クリーンケアでは、年中無休でご相談に行っております。

 

初めての遺品整理で「何から、どうしたらいいのか分からない」という方のご相談も受け付けています。

 

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