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2021.09.30
生前整理のお役立ちコラム
 

【親の老後資金が足りない】利用できる制度と子どもにできること

「親の老後資金が足りないかも…」と心配になっていませんか?

 

老後は、生活費だけでなく介護費や医療費が必要になることもあるため、どれくらい費用が必要なのか不安になりますよね。

 

さらにお住まいによっては自宅の修繕費なども発生してしまいます。

 

実際、私たちクリーンケアにご依頼されるお客様の中にも、親御さんの生前整理や遺品整理をきっかけに、今いる親御さんの老後の資金を心配される方がしばしばいらっしゃいます。

 

親御さんの資産状況について確認するのは、気が引けてしまうかもしれません。

 

けれど、早めに対策しておくことで、ご両親にとっても、あなた自身にとっても悔いのない老後生活を送っていただけることにつながります。

 

この記事では、親御さんの老後資金が足りない場合に利用できる制度や、子どもができることについてリサーチ・解説します。

 

ぜひ参考にしてください。

「親の老後資金が足りない…」と思ったら、まずは親の収支を明確にしよう

 

親御さんの老後資金が足りているか心配になったら、まずは親御さんの収支を確認するようにしましょう。

 

生命保険文化センターの調査によると、夫婦2人暮らしの老後に必要な生活費は、月に約27万円

 

一方で、年金などから得られる収入は約24万円しかなく、平均して月に約2.4万円が不足していると言われています。

 

これはあくまで平均なので、悲観する必要はありません。

 

ただ、状況を把握することで不足している金額が具体的になるため、対策が取りやすくなります。

 

少し骨が折れることだとは思いますが、あとが楽になるので最初にやっておきましょう。

 

具体的には、次の2つを正確に把握しておくことが大切です。

 

・収入と資産(貯金など)

・支出

 

順番に見ていきましょう。

収入と資産がどれくらいあるのか確認

まずは、収入と資産を確認することから始めましょう。

 

働いていない方であれば、老後の収入は年金です。

 

人によっては、資産運用で収入を得ている場合もあります。

 

いずれにしても、まずはどれくらいのお金が毎月入ってくるのか、また、貯金はいくらあるのかを正確に把握しておきましょう。

 

年金を知る

 

年金額は、年金振込通知書で確認できます。

 

また、すでに年金が振り込まれている方の場合は、年金が振り込まれる口座の通帳でも年金額を知ることができます。

 

その他の資産を確認する

 

年金額が確認できたら、その他の資産も確認しましょう。

 

・銀行口座の貯金

・現金

・株や外貨などの金融資産

・積み立て保険

 

など、人によって貯金やお金に変えられる資産を作っている場合もあります。

 

銀行口座や資産運用の口座などは、暗証番号がわからないとお金を引き出すことができません。

 

老後資金として「使えるお金」にするためにも、ご両親が元気なうちに聞いておくことが大切です。

 

支出(固定費・変動費)を確認

収入と資産が把握できたら、次は支出を把握しましょう。

 

支出には、「固定費」と「変動費」の2種類あります。

 

老後の生活を安定させるためには、収入に対する支出を抑えることがポイントになります。

 

固定費を削減する

 

まずは、固定費を確認しましょう。固定費とは

 

・家賃

・保険料

・通信費

・車のローン

・サブスクリプション(ジムの会員費や新聞代など)

 

など、毎月固定で発生する費用のことです。 

 

まず車などのローンが残っている場合は、優先して返すようにしましょう。

 

ローンが残っていると、貯金していても金利でどんどんお金が減ってしまうからです。

 

次に、固定費を削減していきましょう。

 

家賃が家計を圧迫している場合は、公共住宅などに引っ越すのも一つの手です。

 

スマートフォンの通信費や保険料は2年ごとに確認し、最適なプランに変更していきましょう。

 

その他、解約を忘れて費用が発生しているサービスがないか確認することも大切です。

 

毎月固定で発生する費用でも、工夫次第で節約することはできます

 

変動費

 

固定費を確認できたら、変動費も見直しましょう。変動費とは

 

・光熱費

・食費

・娯楽に使う費用

・交通費

 

など、月毎に変動する費用のことです。

 

固定費に比べて削減しにくいだけでなく、減らしすぎると老後のクオリティオブライフを下げてしまうこともあります。

 

そのため、無理に減らすのではなく、できるところから見直しましょう。

 

また「支出を減らす」以外にも、「老後資金を増やす・作り出す」方法を知っておくことも大切です。

 

こちらの記事では「老後資金を作り出すための方法」を具体的に紹介しています。ぜひ参考になさってください。

 

老後資金の目安はいくら?本当に必要な金額・準備する方法を解説

 

親と一緒に老後資金シュミレーションしてみるのもおすすめ

 

固定費にしろ、変動費にしろ、今まで使っていたものを減らすのは、親御さんご本人にとって辛く感じることも少なくありません。

 

一方的に削減してしまうと、心の元気をなくしてしまうこともあります。

 

そのようなときは、ご両親と一緒に老後資金のシミュレーションをしてみるのがおすすめです。

 

JAバンクが提供している老後資金シミュレーションでは、「老後にお金がどれくらい必要になるのか」具体的な金額を出すことができます。

 

親の老後資金が足りないときに利用できる3つの制度

 

収支の計算をしてみた結果、親御さんの老後資金が足りないと分かったら、公的制度の利用を検討しましょう。

 

ここでは代表的な次の3つを紹介します。

 

・生活保護制度

・高額医療・高額介護合算制度

・自治体が運営する融資制度(生活福祉資金貸付制度)

 

生活保護制度

生活保護は、健康で文化的な最低限度の生活を保障する国の制度です。

 

支給対象になるのは生活費だけでなく、以下のものも当てはまります。

 

・家賃

・医療費

・介護費

・葬祭費用

 

条件はありますが、年金だけで生活できない場合の不足額を支給してもらうことができます。

 

親御さんの生活費が足りない場合は申請を検討しましょう。

高額医療・高額介護合算制度

親御さんの通院や介護に費用がかかっている場合は、高額医療・高額介護合算(療養費)制度を利用しましょう。

 

高額医療・高額介護合算(療養費)制度とは、医療費と介護費で自己負担した金額を軽減する制度のこと。

 

限度額は、所得や年齢などによって決められます。

 

老後の医療費や介護は高額になってしまうこともあるので、利用できる場合は必ず利用しましょう。

 

具体的な支給額は厚生労働省の資料で確認できます。

 

申請は毎年7月31日までなので、忘れずに申請するようにしましょう。

自治体が運営する融資制度(生活福祉資金貸付制度)

もし、ここまでに紹介した制度を利用できない場合は、「生活福祉資金貸付制度」の利用も検討してみてください。

 

生活福祉資金貸付制度とは、住民税が非課税の方を対象にした融資制度のこと。

 

限度額は580万円で、基本的には連帯保証人が必要です。

 

連帯保証人がいなくても利用することはできますが、その場合は年1.5%の利子を支払う必要があります。

 

いずれにしても生活福祉資金貸付制度は、支給ではなく融資(借金)なので、返済義務があります。

 

そのため積極的に活用するのはおすすめできませんが、どうしても必要な場合に活用できることを覚えておきましょう。

 

申請は、社会福祉協議会か自立相談支援機関で行うことが可能です。

親の老後資金が足りないとき、子どもができること

 

ここまで、親御さんの老後資金が足りないときに活用できる公的支援制度についてみてきました。

 

でも「まずは制度に頼らず、自分たちでできる支援から始めたい」と思いますよね。

 

そこでここからは、親御さんの老後資金が足りないときに子どもができる3つのことについてみていきます。

仕送り

まず思い浮かぶのは仕送りではないでしょうか。

 

「お金に余裕があるのなら、両親へお金を送りたい」と思っている方は多いはずです。

 

しかし実際には、親御さんへ仕送りを送っている方は約1.4%しかいません(内閣府高齢者の現状及び今後の動向分析についての調査報告書」)。

 

お金を仕送りすると、子どもの家計の負担になるだけでなく、ご両親が無駄に使ってしまったり、過度に依存してしまったりということもあります。

 

また人によっては、子どもからお金をもらうことに後ろめたさを感じるかもしれません。

 

その対策として、次のような仕送りを行っている方も多いです。

 

・医療費や固定費などを一部負担する

・食品など生活に必要なものを仕送りする

 

お金を仕送りしてはいけないというわけではありませんが、お金の他にもご両親の生活のためにできることはあると覚えておきましょう。

同居

老後の固定費のうち、最も大きな支出となるのは家賃です。

 

そのため、もしご両親やご自身のパートナーにも賛成してもらえるなら、同居するのも1つの手。

 

同居することで、家賃はグッと抑えられますし、身近で見守れるので介護費用も抑えることができます。

 

双方にストレスがたまってしまうのが1番良くないので、なるべく無理はしない方が良いのですが、どうしても生活費が足りない場合は同居を検討するのも良いでしょう。

扶養に入れる(条件あり)

親御さんを扶養に入れることも、子どもができることの一つです。

 

扶養家族として組み込むことで、親御さんは国民健康保険税の負担を軽くすることができます

 

扶養に入れるためには条件があるのですが、この条件は「親御さんと同居しているかどうか」によって異なります。

 

◆同居していない場合

・被扶養者(親)の年収が180万円未満であること。

・扶養者(子ども)の援助額が本人(親)の年収より少ないこと。

 

◆同居している場合

・扶養者(子ども)の年収を上回らないこと。

 

いずれの場合も、年金は年収に含まれるので、注意しましょう。

親の老後資金を支援するとき、注意したい3つのこと

 

ここまで見てきたように、親御さんの老後生活を支援する方法はたくさんあります。

 

どれを行っても間違いではなく、できることから始めることが大切です。

 

ただし、無理をしすぎると、あなた自身の家庭にも影響が出てしまいます

 

そのため、ご両親を支援する際は、次の3つのポイントに注意するようにしましょう。

必ず自分の家計とも相談する

まず、ご自身の家計も必ずチェックした上でご両親に相談するようにしましょう。

 

親御さんもどれくらいまで頼って大丈夫なのか分からず、「頼りたくても頼れない」「頼って大丈夫なのか不安…」と思っていらっしゃるかもしれません。

 

とくにお孫さんがいらっしゃる場合は、「孫に迷惑をかけたくない」と思っている親御さんも多いはずです。

 

そのため、あなた自身の家計も親御さんへ正直に伝えて、収支の工夫や対策を一緒に考えるようにしましょう。

分からないことは、自分だけで悩まず、お金のプロに相談する

老後資金について分からないことがあれば、お金のプロに相談することも検討しましょう。

 

自力で全て完璧に調べようとすると、どうしても時間がかかってしまったり、見落としたりしてしまうこともあるからです。

 

ファイナンシャルプランナーなど、お金のプロの方に相談することで早く正確に、情報収集と対応が決められます

 

大切なのは、ご両親とご自身の家族の両方が問題なく暮らせること。

 

そのためには、「人に頼ってはダメ」と思いこまず、詳しい人に相談してみましょう。

同時に生前整理や遺品整理も視野に入れる

また、老後資金について考えるときは、生前整理や遺品整理も視野に入れておくことをおすすめします。

 

生前整理をすることで、ご両親も忘れてしまっていた「思わぬ老後資金」が見つかるかもしれません。

 

もしご両親が亡くなった後に財産が見つかると、パスワードが分からず資産を引き出せなかったり、誰にどれくらい相続するのか家族間でいざこざが起こってしまうことも。

 

他にも、家に物が多い状態だと、つまずいて怪我をするリスクも高まってしまいます。

 

事前に財産をめぐるトラブルを避けるためだけでなく、親御さんが健康に長生きできる老後を迎えるためにも、できるだけ生前整理しておくことが大切です。

 

生前整理は業者に頼むとスムーズ

 

といっても「生前整理って何から始めたらいいの?」と悩んでしまう方も多いと思います。

 

そのような方は、ぜひ遺品整理業者に一度相談してみてください

 

遺品整理業者の多くは生前整理の対応も応じてくれます。

 

そのため、困ったことや悩みごとがあれば丁寧に説明してくれますよ。

 

私が所属するクリーンケアでも生前整理のご相談を無料でご対応させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください!

 

こちらの記事でも、生前整理のやり方やメリットを具体的に書かせていただいています。ぜひ参考になさってください。

 

【やると得する!】生前整理のやり方とメリットを徹底解説!

 

【まとめ】親の老後資金問題は「家族で一緒に」乗り越えよう

 

親御さんの老後資金問題は、子どもとして、どうしても心配になってしまいますよね。

 

もしお子さんもいる場合、教育費と介護費などが重なってしまうため、本当に支えられるのか不安になってしまいがちです。

 

けれど、しっかり収支を見直し、公的支援制度を利用することで、十分に充実した老後生活を送ることは可能です。

 

老後資金の問題は早めに対策することで、慌てず柔軟に対応できます。

 

同時に、見落としている資産がないか確認するためにも、お部屋の整理を進めていくことも大切です。

 

私が勤務しているクリーンケアでは、生前整理や遺品整理のお手伝いをさせていただいています。

 

どんな事情でも親身になって、ご対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。

 

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