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お役立ちコラム
敬礼するハートくん

2021.03.27
遺品整理のお役立ちコラム
 

墓じまいとは?墓じまいをする理由や流れ・手順・費用を解説!

「墓じまいってなに…?」

「墓じまいでは何をすればいいの…」

「どれくらいの費用なの…?」

 

引越しなどで墓参りに行けなくなると、ご先祖のお墓も一緒に移動させようか悩む方もいらっしゃるはず。

 

墓じまいは、無縁墓にしないためにお墓を撤去・移動させることをいいます。

 

ただ、墓じまいは親族間だけでなく、周辺の方々とトラブルになりやすいため注意も必要です。

 

私は、日頃遺品整理業者として働いていますが、遺品整理をご依頼してくださるお客様からも「墓じまいが大変で…」という声をよく聞きます。

 

今回は、墓じまいとは何か、トラブルにならないための手順などを詳しく解説していきます。

 

日頃から遺品整理に携わっている私の経験も踏まえて具体的な内容を踏まえてお伝えしていきますので、ぜひ最後まで読んでいただき参考にしてください。

 

墓じまいとは

 

墓じまいとは、今あるお墓を撤去することです。

 

似たような言葉で「改葬」がありますが、改葬は墓じまいしたあとに別の墓地に移すことです。

 

撤去だけの作業を墓じまい、お墓の引越しを改葬と呼びますが、現在ではお墓の移動も含めて墓じまいと呼ばれるようになってきています。

 

そのためこの記事では、改葬までの作業を「墓じまい」として解説していきます。

 

墓じまいが必要な理由

 

「引越したのでお墓参りに行ける距離ではなくなった」

「お墓を管理する人がいなくなってしまった」

 

上記のような理由でお墓参りする人がいなくなると、お墓を管理・維持できなくなり無縁墓となってしまいます。

 

お墓を管理しやすい場所に移したり永代供養してあげることで、先祖が無縁仏になるのを防ぐのが墓じまいをおこなう大きな理由です。

 

墓じまいの費用内訳を解説

 

電卓を持つ手元

 

墓じまいには平均30〜50万円ほどの費用がかかります。もちろん作業をお願いするところによって変動しますが、大きな出費になるのが間違いないでしょう。

 

どこにどれだけの費用が必要になるのか内訳を知っておくと、金額をできるだけ抑えられる箇所も見えやすくなります。

 

以下は費用の内訳を表にしたものですので、ぜひ参考にしてみてください。

 

内容 費用 補足
墓石撤去工事 8〜15万円 墓地面積が1平方メートルあたりの費用
遺骨の取り出し 1〜3万円
閉眼供養 3〜5万円 魂抜き
開眼供養 3〜5万円 すでにお墓や納骨堂への改葬先がある場合
改葬手続きによる申請費用 3千円程度 手続きは3種類
永代供養墓

10〜100万円

 
樹木葬 10〜100万円  
納骨堂 20〜100万円  
散骨

3万円〜10万円

 
離檀料 5〜15万円 お寺との檀家を終えるときに支払うお布施

 

墓じまい作業の6つの流れと手順

 

墓じまいの作業は以下の6つの手順にしたがっておこなわれます。

 

・親族との話し合いをする

・今のお墓の遺骨を確認する

・改葬先を決める

・改葬許可証を発行する

・遺骨を取り出す

・お墓を更地にして墓じまい

 

それぞれが重要な役割ですので、詳しく解説していきます。

 

事前準備:墓じまいに必要な書類4つ

 

墓じまいをするために必要な書類が以下の4種類です。

 

・受入証明書:改葬先から発行してもらう書類

・改葬許可申請書:市区町村に提出する書類。

・埋葬証明書:現在のお墓管理者から発行してもらう書類

・改葬承諾書:上記3つを提出するともらえる承諾書

 

それぞれ申請料として1,000円程度が必要です。用意してから役所で申請しましょう。

 

親族との話し合い

 

親族との話し合いをして墓じまいの同意を得ていないと、親族間でのトラブルに発展する可能性があります。

 

実際に、墓じまいでもっとも多いトラブルは親族間での揉め事です。

 

なぜ墓じまいを考えているのか、墓じまいのあとはどのようにしてご先祖を供養するのかを明確に伝えたうえで墓じまいの同意を得ることが重要です。

 

今のお墓の遺骨を確認

 

現在のお墓に遺骨が何体あるのかを確認する作業と同時に、お墓の管理者に墓じまいをする旨を伝え、埋葬証明書を発行してもらいましょう。

 

もし、納骨先が檀家関係の寺院が管理している場合、管理者になぜ墓じまいをしようと考えたのかとこれまでの感謝の気持ちを伝えてください。

 

寺院とのトラブルも墓じまいの際に起こる代表的な事例ですので、寺院の管理者にも丁寧に事情を説明する必要があります。

 

トラブルが起きそうであれば、弁護士に速やかに相談するなどの対応をおこないましょう。

 

改葬先を決める

 

墓じまいの同意が取れたら改葬先を決めます。

 

主な改葬先として、新しい霊園の墓地や納骨堂など永代供養も含めて考え、それぞれの環境に合った場所を選ぶのが良いです。

 

改葬先が決まれば、管理者から受入証明書の発行を依頼してもらいましょう。

 

改葬許可証を発行

 

埋葬証明書と受入証明書が手元に揃ったら、自治体の窓口もしくはホームページから改葬許可申請書を記入後、自治体窓口に提出して改葬許可証を発行してもらいましょう。

 

書類の発行には申請料が1,000円程度必要ですので、忘れずに持っていきましょう。

 

遺骨を取り出す

 

改葬許可証があれば、お墓の遺骨を取り出せます。

 

遺骨を取り出す際は、魂抜き・閉眼供養をおこないます。

 

閉眼供養をしていないと石材店がお墓の撤去をしてくれない場合もあるので、必ずしておきましょう。

 

お墓を更地にして墓じまい

 

遺骨の取り出しが終われば、石材店にお墓を撤去してもらい墓じまいが終わります。

 

墓じまい後の供養方法を決める

 

墓じまいしただけではご先祖の供養ができないため、必ず供養方法を決めておく必要があります。

 

供養方法には、一般的なお墓に納骨する方法や、永代供養や納骨堂への改葬、樹木葬や散骨などがあります。

 

どの供養方法が良いなどはないため、それぞれご家庭に合った方法を選ぶと良いでしょう。

 

墓じまいで起きるトラブル事例3つ

 

墓じまいのトラブルは起きやすいうえに、大きな問題に発展しがちです。

 

ここでは、よくある墓じまいでのトラブル事例を3つご紹介します。

 

事例①:石材店とのトラブル

 

石材店で起こるトラブルで多いのが、高額な請求です。

 

思ったよりも費用が高かったというケースが多いので、墓じまいをお願いする際には必ず石材店へ見積もりを取るようにしましょう。

 

見積もりを何社か取っておくと予算内で受けてくれる石材店も見つけやすいのでおすすめです。

 

事例②:親族間でのトラブル

 

もっともトラブルが起きるのが親族との間で起こるお墓の取り扱いです。

 

近年、墓じまいして永代供養などを考える方が増えてきています。

 

しかし、「永代供養をすると墓参りができない!」と親族から非難を受けることもしばしば。

 

お墓を維持するのも金銭的に厳しい場合や、どうしても墓じまいしたい場合は必ず親族との話し合いで決めましょう。

 

事例③:寺院とのトラブル

 

墓じまいでは寺院に閉眼供養をしてもらいます。

 

閉眼供養では魂抜きが行われますが、これをせずに墓じまいをしてしまうと寺院とのトラブルになることも。

 

これまで長年供養してきたお墓を魂抜きもせずに墓じまいしてしまう行為は、先祖や寺院にも失礼に当たります。

 

また、石材店のなかには閉眼供養をしないと作業を請け負ってくれないところもあるため、閉眼供養の魂抜きはしておきましょう。

 

まとめ:墓じまいをする際は事前準備が大切

 

墓じまいは事前の準備がもっとも大切です。

 

準備を怠ると、各所でトラブルを引き起こす原因になりかねません。

 

今回紹介した手順をひとつひとつ丁寧におこない、親族や寺院、関係者と円満に終えられる墓じまいを目指しましょう。

 

どのように進めていいかわからなかったり、小さな疑問などで何かお困りの際はクリーンケアにお気軽にご相談ください。

 

終活のプロが年中無休、無料でいつでもお悩みにご対応させていただきます。

 

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