「リフォームに必要な準備って何があるんだろう?」と思っていませんか?
お家のリフォームは、人生で何回も経験するものではありません。
そのため「準備と言っても何をすれば…?」と分からないことばかりで、不安に思うかもしれませんね。
リフォーム前には、いくつかやっておくべきがあります。
私もお仕事で、リフォーム前のお家のお片付けをサポートさせていただいたとき「リフォーム前って、他にもやることがあって…片付けだけでも手伝ってもらって助かった」とおっしゃっていただいたことがあります。
そこでここでは、リフォーム前にしておきたい「事前準備」について詳しくご紹介します。
リフォーム契約前と契約後、それぞれに分けて説明しますので、ぜひ参考になさってください。
目次
リフォームの検討段階では「情報収集」をしっかり行いましょう。
具体的には、次の2つを準備しておくと、進行がスムーズになります。
・仕上がりイメージの資料を作っておく
・見積もりを取り、さまざまな業者を比較する
具体的に見ていきましょう。
リフォームの検討段階の準備としては、家の仕上がりイメージの資料を作っておきましょう。
資料にすることで、具体的なイメージをリフォーム業者さんに伝えることができます。
ぼんやりしたイメージのままだと、いざリフォーム業者さんとお話するとき、意見が二転三転してしまうことも。
そうならないためにも、新築物件を見学したり、住宅雑誌を読んだりするなど、しっかり情報収集を行いましょう。
「これいいな」と思ったアイディアや、ご自身の「こんな家にしたい」という理想の家をある程度まとめておくのがポイントです。
2点目は、リフォーム業者さんの比較検討です。
見積もりをしっかり取って、信頼できるところか確認しましょう。
リフォームの予算感をチェックするためにも、複数の業者を比較して選ぶのがおすすめです。
提示された見積もりが、法外な値段ではないか、もしくは安すぎないかも確認できます。
他にも、担当者さんとの話のしやすさ、過去の実績や得意な施工などを調べておくことも大切です。
いくつも業者を検討するのは、時間もある程度かかりますし、面倒に感じるかもしれません。
ですが、良い業者さんに工事してもらうためにも、業者さんはしっかり選びましょう。
次はリフォームを契約した後、つまりリフォーム工事前に準備しておきたいことを見ていきましょう。
リフォームの着工前にしておきたい準備は、次の6つです。
・リフォーム期間の把握
・トイレ
・近所の挨拶
・保険の申請
・部屋の片付け
・仮住まいの準備
こちらも、それぞれ具体的に見ていきましょう。
まずは、リフォームの工事期間や工事の時間帯をしっかり把握しておきましょう。
とくに家族全員が把握しておくことが大切です。
リフォームの工事中は、いつもと違ったスペースで生活します。
普段の慣れている動線とは違った動きにもなるため、少しずつストレスもたまってくるものです。
この「いつもと違った感覚」がいつまで続くのか、覚えておくだけでもストレスは軽くなります。
さらに、工事の時間帯も確認しておくと、1日のスケジュールが立てやすくなります。
・この日はキッチンが使えないから外食にしよう
・お風呂のリフォームに入るから、この日から外でお風呂に入ろう
・トイレリフォームは10時〜だから、これ以降は外でしよう
など、家族各々が把握していれば当日に慌てないですみ、安心して過ごせるはずです。
他には、ご近所さまへの挨拶をするときにも、リフォーム期間を伝えられると好印象です。
挨拶については、後ほど詳しく説明しますね。
リフォーム工事前の準備として、「業者が利用するトイレ」についても考えておきましょう。
リフォーム中、業者は
・お家のトイレ
・仮設トイレ
・近くにトイレのある公園があれば、公園のトイレ
を利用します。
もし、「業者の人が家のトイレを使うのはちょっと…」とためらいを感じてしまうなら、仮設トイレを設置する方がストレスは少なくなります。
ただし、仮設トイレの設置には料金がかかります。
そのため、打ち合わせのときに相談しておくと良いでしょう。
また、仮設トイレを設置する場合、お隣の家との距離によってはトイレの匂いが気になることがあるかもしれません。
そのトラブルを防ぐためにも、業者さんに設置の工夫を相談すること、そして次に紹介するご近所さまへの挨拶も大切になってきます。
リフォーム工事の準備として、ご近所の方へ挨拶をしておくことも大切です。
工事をする以上、騒音やほこり、匂い、人の出入りや駐車スペースなどでトラブルが起こりやすくなります。
お相手の都合もありますので、工事が始まる1週間前くらいまでには、すませておきましょう。
もしお留守だった場合は、お手紙を投函しておくのも一つの手。
また、もし工事の期間が長期になる場合は、菓子折りや洗剤などの消耗品を手土産として持ってくのも良いでしょう。
挨拶の際にご近所の方へ伝えておきたいことは、以下の4つです。
・リフォーム期間
・工事の時間と曜日
・リフォーム工事の内容
・緊急連絡先(依頼主とリフォーム業者のそれぞれ)
ご挨拶はリフォーム業者が行ってくれることもありますが、できるだけ、依頼主本人が業者より先に挨拶しておく方が良いでしょう。
ご挨拶は、次の範囲まで行うのが一般的です。
・戸建て住宅:両隣、向かい3軒、裏3軒
・マンションやアパートなどの集合住宅:上下左右の部屋、エレベーターや階段前の部屋
万が一、何かトラブルが起きてしまったとしても、事前に挨拶があるだけで印象はかなり違うものです。
挨拶は必ずしておきましょう。
リフォームの工事の前に、保険や助成金の申請も行っておきましょう。
リフォームの内容が「介護のためのバリアフリー化」が目的なら、介護保険(住宅改修費)を利用して、工事費用を一部支給してもらえることがあります。
※理由が「家の老朽化」だと申請できないので注意してくださいね。
介護保険を利用するには、リフォームの着工前に申請が必要です。
リフォーム後の申請だと、保険の適用ができないので注意しましょう。
介護保険の住宅改修費の対象になる工事は、以下のようなものです。
・手すりの取付け
・段差の解消
・滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更
・引き戸等への扉の取替え
・洋式便器等への便器の取替え
・その他前各号の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修
引用:厚生労働省
これらの工事費用に介護保険が適用されると、工事費用の7割〜9割を介護保険から支給してもらえます。
※工事費用の上限は20万円まで。そのため、介護保険で支給される金額は、最大で18万円までとなります。
他にも、自治体によっては補助金や減税制度などを使えることもあります。
しかし、このような支援制度は「期間限定」であることがほとんど。
予算が尽きた場合、すぐ打ち切りの可能性があります。
介護保険と併用できる場合もありますが、かなり条件は厳しいと思われます。
具体的な条件が違うこともありますので、まずは市区町村や自治体に問い合わせてみましょう。
リフォームを契約したら、着工までの準備として家の片付けを進めておきましょう。
工事の前に、掃除や部屋の片付けをすませておくことで、リフォーム工事をスムーズに進行できます。
家の片付けは、リフォーム業者さんが手伝ってくれることは基本的にありません。
そのため、ご自身で進めていくのが一般的です。
まずは段ボールを用意しましょう。
そして不用品と必要なものを分けて、必要なものだけまとめておきます。
例えば、キッチンのリフォームなら、工事のときに出るホコリが食器棚の中にも入ることがあります。
食器や鍋など、キッチン用具はまとめて他の部屋へ運びましょう。
他にも内装のリフォームの場合、カーテンがホコリで汚れやすくなるため、外しておきます。
この機会に、カーテンを洗っておくのも良いでしょう。
不用品の処分もこの期間に行っておくと身軽になるため、リフォーム後、家に入るときが楽になります。
他にも、リフォーム前の片付けは、家族全員で取り組むとスムーズに進みます。
こちらの記事では、家族と一緒に片付けを行うときのポイントについて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
実家が片付かないときの対処法!喧嘩にならず進めるコツは?どこから手を付ける?
リフォームは家の中を綺麗にするチャンスです。
家が生まれ変わるように、家の中身も心機一転しましょう。
部屋の中を一新するときは、断捨離を行うのが効果的です。
ぜひこちらの記事を参考に、断捨離に取り組んでみてください。
断捨離のすごい効果7つ!簡単にできるコツ・物の処分ルールも紹介!
とは言っても、1つの家を片付けるということは、時間も体力も消耗してしまいます。
そこで「リフォーム前でも仕事と申請に追われていて、片付けする時間も余力もない…」という方は、片付けのプロである清掃業者に依頼するのも1つの手です。
我々のような清掃業者では、片付けのお手伝いだけでなく、不用品の処分の依頼も受け付けています。
捨てるものの種類によっては、決まった処分方法があるので、1つ1つ調べるのは大変です。
しかし、清掃業者であれば、相談から最後まで丸ごとお願いできます。
対応がスピーディーなのも特徴の一つ。
さらに、大型家具や粗大ゴミの処分などの対応もできるので、体の疲れも最小限に抑えられます。
他にも、こちらの記事では、清掃のプロである「片付け代行」に依頼するメリットや業者の選び方などをご紹介しています。
ぜひご覧になってみてください。
片付け代行を依頼する5つのメリットとは?業者の種類・選び方も解説
関西圏で清掃業者やお片付けの代行をお探しの場合は、ぜひ我々クリーンケアにご相談ください。
リフォームの工事が始まる前に、仮住まいの準備もしておきましょう。
リフォームが大規模になる場合や、水回り全体(お風呂場やキッチン、トイレ、洗面所)のリフォームの場合、家に住みながら工事することが難しくなります。
また、小規模のリフォームであっても、工事中の空間にストレスを感じて、検討する方もいます。
仮住まい先としては、次のようなところを選ばれる方が多いです。
・ご家族、ご友人の家
・ホテル
・ウィークリーマンション、マンスリーマンション
早めに手配しないと、希望の部屋が確保できない可能性もあります。
リフォームの期間が決まったら、すぐに探し始めましょう。
とくにホテルやウィークリーマンションは、ペット不可となっているところも多いです。
ペットを飼われている方は注意してください。
リフォーム業者の中には、仮住まいを用意してくれるところもあるので、相談してみるのも良いでしょう。
仮住まいが決まったら、以下の対応も必要になります。
・駐車場スペースのレンタル
・仮住まいの水道・電気・ガスやインターネットの契約
・利用サービスの住所変更、郵便物の転送準備
仮住まい先でも快適に暮らせるように、今から準備をしていきましょう。
リフォーム前に必要な準備について紹介してきました。
入念に準備しておくことで、リフォーム中のストレスもできるだけ少なく抑えることができます。
ぜひ参考にして、快適な新生活をお迎えください。
リフォーム前のお家のお片付けでお悩みの方は、ぜひ片付けのプロである我々クリーンケアにご相談ください。
どんな事情でも、スタッフが心を込めてご相談を承ります。
クリーンケアは大阪、奈良を中心に、兵庫、京都、和歌山、滋賀など関西エリアに幅広く対応しています。
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