「遺品整理って何をすればいいの?」
「遺品整理をしないとどうなるの?」
「遺品整理を自分でするのは大変…」
今あなたも遺品整理について、このような悩みを抱えているのではないでしょうか。
遺品整理は、故人の遺品を必要なものと不要なものとで分けて整理する作業を言います。悲しみや寂しさもありますが、故人を偲ぶ家族にとって大切な時間です。
とはいえ、遺品整理の作業は心身的な負担も大きい場合もあるため、多くの方が悩んでしまいがち。
そこで今回は、遺品整理とはどのようなものかを解説しながら、手順や注意点などを詳しく解説していきます。また、記事を読んだ後も大変に感じるのであれば、遺品整理業者を利用することをおすすめします。最後に遺品整理業者の紹介もしていますので、ご参考にされてくださいね。
目次
遺品整理とは、故人が所有していた遺品を必要なものとそうでないもので振り分ける作業のことです。遺品整理をおこなわないと相続や各種契約事項などに支障をきたしてしまうため、行う必要があります。
「遺品」は故人が身に付けていたものや生活で使用していたものから、住んでいた家まで関わるもの全てを指します。また、スマートフォンやパソコンなどのデジタル情報も遺品です。
それら全てを相続するものと廃棄するもの、形見分けするものなどに選別していきます。
身内だけで遺品整理を行う際に、何から手をつけていけばいいか、どうしていいかわからないこともあるでしょう。おすすめなのが以下の3つの手順に沿って進めることです。
1:遺品整理するスケジュールを決める
2:必要な遺品と不要な遺品を仕分けする
3:不要品を廃棄もしくは形見分けする
手順通りに遺品整理を進められれば、少ない負担で作業を進められるでしょう。
それぞれの手順を順番に解説します。
まずは遺品整理を行うスケジュールをしっかりと決めるのが重要です。行き当たりばったりで作業を始めてしまうと効率的に作業が進まず、仕事や私生活に影響が出てしまう可能性もあります。
まずはどれくらいの作業が必要なのかを大雑把にでも良いので決めてしまいましょう。
例えば以下のように決めます。
・キッチン周りは丸1日かかりそう
・リビングは小物が多いから半日で終わりそう
・寝室は衣服が多いから3日あれば余裕を持ってできそうだ
上記のように目安を決めると、スケジュールが見えやすくなるので効率的に作業が進みます。
部屋ごとに作業する箇所を分け、残すべき遺品と廃棄してもいい遺品を仕分けすると効率的に作業を進められます。
仕分け中にどっちか分からないものは別にしておくのも手です。注意すべきは、結局多くの遺品が「どっちか分からない」ものに偏ってしまうことです。
どっちか分からないものへの仕分けは通帳や契約書など、捨てると不具合が起きる可能性のあるものとしておくと良いでしょう。
遺品廃棄の際に、故人がお世話になった方々への形見分けも考えてあげると良いでしょう。
故人と特に仲の良かった友人やご兄弟は、形見が欲しいと思う方もいらっしゃいます。その方のためにも形見分けが必要かどうかを確認しておくと、トラブルなどのリスクも避けられるでしょう。
形見分けについてよく分からない方は以下の記事が参考になります。片見分けを考える際はぜひ一度読んで見てください。
形見分けの基本的なマナー!誰に・時期・贈る物・贈り方・お返しやトラブルも解説
もし遺品整理を始めるタイミングに期限や指定がなければ、四十九日を目安に行うのが良いでしょう。
四十九日法要は、親族などが集まるタイミングでもあるため、遺品整理の作業を大人数で行えるからです。
四十九日について分からない方は以下の記事が参考になります。四十九日までに一度読んでおくと良いでしょう。
四十九日法要に必要な9つの準備と当日の流れ【時系列順で解説】
もちろん作業が行える状態になってからでも問題ありません。ただし亡くなった後は多くの手続きもしなければいけないため、まずは手続きだけでも済ませておくと良いでしょう。
地域ごとに手続きの期限が異なる場合があるため、近くの役場に確認してみてください。
遺品整理を大変に感じるのであれば、業者に依頼するのもおすすめです。遺品整理をしようと思っていても、なかなかまとまった時間が取れずに作業が滞ることも珍しくありません。
そんなときに遺品整理業者へ作業を依頼すれば、以下の5つのメリットを得られます。
1:作業の負担を減らせる
2:作業を短時間で終わらせられる
3:遺品の供養もしてもらえる
4:遺品の買取をしてもらえる場合もある
5:相続の相談ができる
それぞれ順番に解説しますので、遺品整理業者への依頼を検討しているのであればぜひ参考にしてみてください。
遺品整理を自分でやろうとすると負担がどうしても大きくなってしまいます。遺品整理業者に作業を依頼すれば、1日で遺品整理が終わるので負担を大きく軽減できるでしょう。
実際に私が遺品整理で携わったお客様も「1日で遺品整理が終わってとても助かりました!」というお声をいくつもいただいています。
遺品整理がなかなか進まない方や、早く作業を終わらせないといけない事情がある方は特に遺品整理業者の検討をしてみると良いでしょう。
自分たちで遺品整理をすると約1週間ほど作業に時間を費やす場合が多いです。もちろん遺品の数や部屋の大きさによっては1年ほどかかってしまう場合も。
遺品整理業者が作業をすれば部屋が大きくても1日で遺品整理が終わってしまいます。事前に部屋の大きさを下見して、どれくらいの人数が必要かの見積もりを出すためです。
賃貸契約の退去期限が迫っている場合や、法要が近く早く終わらせておきたい場合などは一度遺品整理業者をご検討してみると良いでしょう。
遺品整理業者の中には、遺品整理後に遺品の供養をしてくれるところもあります。遺品の供養を一つ一つやるのは大変なので、自分たちだけでは手が回らないのが現実です。
しかし供養を遺品整理と一緒にやってくれる業者であれば、故人に対しての気持ちも大事にしつつ遺品整理を行えます。
大切な故人の遺品を扱う作業なので、ぜひ供養をしてもらえる遺品整理業者を選ぶのがおすすめです。
大阪など関西圏であればクリーンケアが、遺品整理で処分する物の供養も行いますので、ぜひ検討してみてください。
古物商の資格を持っていれば遺品整理業者でも遺品の買取をしてもらえます。遺品を廃棄するだけでなく、買取を行えるので遺品整理に必要な費用を削減できる可能性もあります。
ただし古物商の資格を持っている場合に限られるため、事前に遺品整理業者に確認しておくのがお勧めです。
もし高価そうだけど残しておくのは難しいと思うような遺品があれば、古物商の資格を持った遺品整理業者に相談してみましょう。
遺品整理の際によく問題になるのが相続についてです。相続問題は遺品整理で起こるトラブルでもっとも多い問題と言えます。
相続税や贈与税など税金にも関係してくる問題ですので、詳しい人や専門家に相談できる環境は必須です。
遺品整理業者に遺品整理を依頼しておけば、そのまま相続についての相談も可能でしょう。
トラブルのリスクを避けるためにも、専門家がいる環境を作っておくのが重要です。
遺品整理業者に依頼する際のデメリットは、自分で遺品整理するよりも料金が高くなる点です。精神的に負担のある時期に経済的な負担ものしかかるのが厳しいと思われる方もいらっしゃいます。
しかし、自分で遺品整理を行う場合もゴミ処理費用や回収費、移動による交通費など細々とした費用はどうしても必要です。
料金的な問題で遺品整理業者を依頼するかで悩んでいる方は、一度自分で行う場合の作業費用を計算してみると良いでしょう。
自分で作業をする際の費用と作業自体の肉体的負担を加味して、遺品整理業者に依頼した方が良いかどうかを決めると後悔のない選択ができます。
遺品整理業者の料金は部屋の間取りで相場を出すのが一般的です。大阪の遺品整理業者の相場を以下の表にまとめました。
1K |
1DK |
1LDK |
2DK |
2LDK |
3DK |
3LDK |
約34,500円〜 |
約62,800円〜 |
約75,100円〜 |
約103,300円〜 |
約126,300円〜 |
約175,000円〜 |
約218,200円〜 |
遺品整理業者の費用は主に人件費です。1日で遺品整理を終わらせるために必要な人件費で計算するため、作業前に必ず下見を行ってどれくらいの人材で作業ができるかを確認します。
そのため、あまりにも金額が相場とかけ離れている場合は料金が安くても注意が必要です。
悲しいことに、遺品整理業者には悪質な業者がいるのも事実です。
悪質な遺品整理業者は料金を安く見積もり、作業後にオプションを追加させて高額料金を請求するのが常套手段と言えます。
また、遺品整理で発生したゴミを定められた方法で処理せず、不法投棄してゴミ処理費用分を利益にすようなパターンも実例であります。
信頼できる遺品整理業者かどうかは以下の記事から確認できますので、ぜひ参考にしてみてください。
最後にここまでの内容をまとめます。
遺品整理とは故人が所有していた遺品を必要なものとそうでないもので振り分ける作業のことです。
遺品整理を終わらせる期日がなければ四十九日法要の日や、気持ちの整理がついたタイミングで作業を始めるのがおすすめです。
自分で遺品整理をやる場合であれば以下の手順を参考にしてみましょう。
1:遺品整理するスケジュールを決める
2:必要な遺品と不要な遺品を仕分けする
3:不要品を廃棄もしくは形見分けする
自分で遺品整理を行うのが難しい場合は、業者に依頼するのもおすすめです。1日で遺品整理が終わ流ので負担も大きく削減できます。
ただし、悪質な遺品整理業者には気をつけましょう。
大阪をはじめとする関西圏内であれば、我々クリーンケアがおすすめです。年中無休で無料相談を行なっておりますので、お気軽に遺品整理のご相談ができます。
お悩みや困ったことがあればお気兼ねなくご連絡ください。スタッフが丁寧に対応いたします。
TEL:0120-333-183
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