「遺品整理でのタンスの処分ってどうしたらいいんだろう…」
「タンスの処分をどこかにお願いしたいけどいくらかかるんだろう…」
「タンスを運ぶのは無理…」
遺品整理でのタンスの処分に、上記のような悩みを抱える人を抱える人も多いはず。
初めての遺品整理だと自分で処分するには大変だし、かと言って処分をどこにお願いしたらいいのかもわからないですよね。
実際に、遺品整理業務に携わっている私の経験でも、タンスの処分に困っている方はたくさんいました。
そこでこの記事では、遺品整理業者である私が、遺品整理におけるタンスの処分方法を分かりやすく解説していきます。
自分で処分する方法から、業者に依頼するときの注意点まで詳しく紹介していきますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
目次
遺品整理で大変なタンスの処分方法は、大きく分けて4つあります。
それぞれ費用も少し変わるので、ご自身の今の遺品整理の状況や費用感を参考にして、最適な処分方法を選ぶと良いでしょう。
粗大ゴミとして回収してもらう方法は、自分でタンスを処分するので費用も粗大ゴミの回収手数料だけで済みます。
大阪市の粗大ゴミ処理手数料を参考にすると、以下のような費用がかかります。
たんす (幅・奥行・高さの合計が2メートル未満) |
400円 |
たんす (幅・奥行・高さの合計が2メートル以上2.5メートル未満) |
700円 |
たんす (幅・奥行・高さの合計が2.5メートル以上) |
1,000円 |
もし粗大ゴミとして回収してもらいたい場合は、以下の連絡先に連絡してみましょう。
大阪市粗大ごみ収集センター
0120-79-0053
携帯電話からは06-6377-5750
月曜日〜土曜日(祝日も受付)午前9時〜午後5時
また、タンスを自分で解体できれば燃えるゴミでも出せますが解体する労力を考えると、やはり粗大ゴミとして処分する方法をおすすめしますよ。
地域のゴミ処理場に持ち込んで処理してもらう方法は、粗大ゴミとして処分するよりも安価で、大阪市の場合だと1kgあたり9円で費用が計算されます。
また、1日1回の持ち込みであればタンス以外にも他のゴミを処理できるのも大きなメリットです。
そのため、タンスの他にもイスや机などの自分だけでは処分しにくいものも一緒に持ち込んで処分できます。
ただし、デメリットとしてタンスを持ち込む労力が必要ですし、持ち込み方法も規定がありますので事前に地域のゴミ処理場のHPなどで確認して持ち込むようにしましょう。
ジモティなどのコミュニティサービスを使って欲しい人に無料で譲る方法もあります。
実際にジモティでは、無料でタンスを引き取ってくれる人を探している方も多く、現在無料で出品されているタンスは1,000件ほどです。(2021年1月7日)
「無料はちょっともったいない…」という方でも値段を付けて出品できるので、ご希望に合わせて処分できるのが嬉しいですよね。
ちなみに、ジモティでのタンスの買取り金額は、数千円から高いもので10万円を超えるタンスもありました。
ただ、デメリットとしては貰い手が見つかるまで処分できないため、急いで処分しなければいけない場合は他の方法で処分する方が良いでしょう。
遺品整理をおこなう際に、我々のような遺品整理業者に依頼して不用品回収までお任せする方法はもっとも労力を使わずに処分できる方法です。
他の処分方法よりも費用は高くなってしまいますが、タンスの処分だけでなく遺品整理全てを頼めてスムーズに進められるのが大きなメリット。
また、遺品整理業者に依頼すれば、作業が1日で終わるため急ぎの場合や労力をかけたくない方には特におすすめです。
我々「クリーンケア」では、不要となった遺品の買取りサービスもおこなっているので、タンスや他の遺品などを買い取ってもらい、費用を割り引くことも可能ですよ。
タンスを遺品整理する際には以下のような注意点があります。
確認すべき点を怠ってしまうと、かえって処分する労力や費用が増える可能性もあるため、注意点をしっかりと抑えて処分しましょう。
タンスを粗大ゴミとして処分する方法や持ち込んで処分する方法は、特に回収方法や費用を事前に確認しておきましょう。
粗大ゴミとして処分する場合、粗大ゴミに貼る「粗大ゴミ処理手数料券」をコンビニなどで購入する必要があります。
そして、粗大ゴミ処理手数料券の金額と実際の粗大ゴミ回収費用の金額を間違えると回収してくれません。
また、ゴミ処理場も府内に複数ヶ所あるため、お住まいの地域で対応可能なゴミ処理場がどこなのか、どのように持ち込めば良いのか事前に確認しておきましょう。
業者を利用する場合、もっとも注意すべきが悪質業者です。
このコラムでも何度か解説していますが、悪質業者には何点か特徴があります。
特に多くみられる特徴は、以下のようなものです。
他にも細かい特徴はありますが、上記のような特徴がみられる業者は避けた方が良いでしょう。
悪質業者の見分け方については、以下のコラムで詳しく解説していますので、参考までにお読みください。
タンスの遺品整理中に現金を発見する事例があります。
いわゆる「タンス預金」と呼ばれますが、見つけた現金を不当に扱うと罰則を受ける可能性もあるので注意が必要です。
以下ではタンス預金を見つけた場合や注意点を解説していきます。
タンス預金を見つけたあと、バレないと思って懐に入れるのは絶対にやめましょう。
タンス預金は贈与税または相続税の対象となるため、タンス預金を不当に受け取るのは脱税行為にあたります。
タンス預金を発見した場合は、相続人との遺産分割協議でどのように分けるかを話し合いましょう。
また、相続税の金額計算のためにも遺産目録を記録しておくとなお良いです。
タンス預金でもっとも注意したいのが、悪質業者などによる窃盗です。
タンスだけでなく、へそくりや高価な遺品が隠されていそうな場所は事前に遺品整理しておく方が良いでしょう。
もし現金や高価な遺品を見つけられなくても、作業当日に立ち会うなどして確認するのもおすすめです。
ネコババや窃盗の防止に関しては以下のコラムで詳しく解説していますので、よろしければご参考までにどうぞ。
最後にここまでの内容をまとめていきます。
遺品整理での主なタンスの処分方法は以下の4つです。
回収してもらう際の注意点は、回収方法や費用を確認しておくこと。
業者やコミュニティサイトを利用する場合は、悪質な業者などに気を付けましょう。
もし、タンスの遺品整理中にタンス預金を発見した場合、不当に受け取ると脱税行為になるので必ず相続人に報告して遺産目録に記録します。
タンスの遺品整理は重く大変な作業ですので、ひとりで処分するのが大変な方や、早く遺品整理を終わらせたい方は、まずは我々のような遺品整理業者に無料で相談してみましょう。
お住まいが大阪の方は、「クリーンケア」にぜひご相談ください!
年中無休でご相談をお伺いできますので、お気軽にお電話を。
TEL:0120-333-183
受付時間:08:00~20:00(年中無休)