「遺品整理中に現金を見つけたけど、どうすればいいんだろう…」
「遺品整理中に見つかった現金の窃盗が起こらないか心配…」
「どんなところに現金やへそくりがあるんだろう」
遺品整理中に故人が隠していた現金やヘソクリが見つかることはしばしば。
しかし、実際に現金を見つけた際、どう対処していいのかわからない方も大勢います。
遺品整理の会社で働く私も、作業中に発見した現金を依頼主様にお伝えすると、どうしたら良いか分からないというような状態でした。
そこで今回のコラムでは、実際に私が現場で経験してきた内容から、遺品整理で見つかる現金の場所と現金によるトラブルの対策法を解説していきます。
遺品整理中に現金を見つけた方だけでなく、これから遺品整理を始める方にも読んでいただきたい内容ですので、ぜひ最後までお読みください。
遺品整理で見つけた現金やヘソクリは遺産扱いとなるため、必ず相続人に報告しなければなりません。
また、相続税や贈与税の対象にもなるため、不当に受け取ると窃盗だけでなく脱税にも当たる可能性があるので注意しておきましょう。
遺品整理中に発見した現金は遺産扱いになり、課税の対象であることを踏まえて、以下の2つの注意点を抑えておきましょう
上記2つも抑えておけば、現金を見つけたときの対処は問題ないでしょう。
遺品整理に発見した現金は遺産扱いとなるため、必ず遺産目録をつけましょう。
遺産目録とは、相続税の計算をおこなうときに活用する記録表です。
遺産相続の話し合いの際にどれくらいの遺産を相続できるのか、どれくらいの相続税を支払うのかを話し合う場面で役立ちます。
現金を見つけたら、遺産目録に記録してそのあとの相続の話し合いに役立てましょう。
現金を発見して遺産目録を付けたあとは、「遺産分割協議」という相続に関する話し合いをおこないます。
遺言書やエンディングノートで相続人と相続遺産の金額が記載されてあることが多いですが、ヘソクリなどの隠された現金は故人の希望が書かれてない場合もあるでしょう。
発見した現金などについて故人からどこにも言及されていなければ、弁護士や税理士などの専門家の立ち合いのもと相続金額を決めていきます。
相続税は相続する金額に応じた金額を支払うため、冒頭でもお伝えしたように、遺品整理で発見した金額の不当な受け取りは脱税です。絶対にしないようにしましょう。
遺品整理で発見した現金によるトラブルはいくつか実例があります。
私が実際に聞いたことのある内容や悪質な遺品整理業者によるトラブルの事例を3つ紹介しましょう。
事前にどのようなトラブルが起こるのかを知っているだけでも、遺品整理のやり方や効率が変わってきますので、ぜひ参考にしてみてください。
よくある事例のひとつが、現金があると知らずに遺品を処分してしまうケースです。
現金があると知らずに処分する原因のほとんどが、遺言書やエンディングノートをあとから確認してしまっている場合です。
遺言書やエンディングノートは必ず事前に確認し、遺言書などがない場合は現金のありそうな場所から遺品整理を始めましょう。
親族や手伝いに来た知人に、ヘソクリや高額な遺品をネコババされるケースも少なくありません。
実際の事例として、大阪市に住む40代の女性を見てみましょう。
遺品整理の手伝いとして、疎遠だった故人の兄弟が部屋に来た際にヘソクリを発見。
親族の兄弟からは報告は受けなかったのでそのときは分からなかったのですが、女性が遺言書をあとから確認すると、ヘソクリの場所と金額が記載されてありました。
記載された場所を探してもヘソクリがなかったことから、親族の兄弟に問い詰めたところ返金してくれました。
このケースでは女性側が警察沙汰にしていませんが、親族兄弟のおこないは窃盗であり犯罪行為ですので、絶対に真似しないようにしましょう。
悪質な業者による窃盗トラブルは、残念ながら実際に起こっています。
遺品整理業者のなかにはまれに、作業中に発見した現金をそのまま持ち帰るような悪徳な業者もいるため、業者選びは慎重にしなければなりません。
現金だけでなく高価な遺品も窃盗の被害にあう可能性があるので注意しましょう。
ヘソクリなどの窃盗は依頼主も気付きにくいため、事前に対策する必要があります。
遺品整理でのトラブルを防ぐ4つの対策法を紹介していきます。
上記のようなちょっとした対策をするだけでも、遺品整理でのトラブルを防ぐことができます。
ぜひ参考にしてみてください。
よくあるトラブルが、相続する遺品を捨ててしまったり現金が入っていると知らずに遺品を処分してしまったりするケースです。
この場合、原因のほとんどが遺言書やエンディングノートを確認してないことが挙げられます。
遺品整理を始める際は、必ず遺言書やエンディングノートを確認してから作業を開始するようにしましょう。
事前の確認をするだけでも、相続するべき大金を誤って捨ててしまうようなトラブルを防げますよ。
作業の当日に立会人を呼ぶのも、トラブルを防ぐための効果的な方法です。
業者に遺品整理を任せる場合は遺族が立ち会うのも良いですが、業者に依頼しない場合は立会人として相続人を選ぶと良いでしょう。
相続人が立ち会えば、現金が見つかった際にすぐに遺産目録に記録できますし、ネコババなど下手なことをして遺産相続を全額失うことにもなりかねないため抑止力になります。
タンスの中や本棚など、現金が隠されていそうな場所を事前に遺品整理しておくとトラブル回避につながります。
実際によく見つかる現金の隠し場所は下記でも紹介していますので、どこを探して良いかわからない方は、まずはそこを探してみると良いでしょう。
遺言書やエンディングノートを確認した際に、ヘソクリなど隠された現金のことが記載されてなければ怪しい場所を徹底的に探してみましょう。
一般的に、私たちのような遺品整理業者は、遺品整理中に現金を発見したら依頼主に必ず報告します。
自分で探す手間も省け、他の作業に集中できますので、安心して任せられる遺品整理業者を選んで作業の負担も削減しましょう。
遺品整理業者のホームページに実績公開をしているような企業は、安心して任せられる企業です。
以下のコラムを読んで、良質な業者の選び方を参考にしてみてください。
関西在住の方であれば、我々「クリーンケア」が安心で丁寧な作業で遺品整理を承りますので、お気軽にご相談ください!
私が現場で遺品整理をしていたときによく見つかった、現金の隠し場所を解説します。
遺品整理では、どうしても現金が隠されている場所を見落としがちになるので、以下で紹介している場所をまず探してみましょう。
事前に現金が隠されていそうな怪しいところを遺品整理しておくことでトラブル防止にもつながるので、ぜひ参考にしてください。
遺品整理の現場で現金を見つける機会が多かったのは、以下の8箇所です。
どこを探して良いかわからない方は、まずはこういった場所から探してみてください。
上記で紹介した場所以外にも、気付かれないような場所に現金を隠している場合があります。
実際の事例ですが、故人の家を解体している際に、屋根裏や畳の下から100万円以上のヘソクリが出てきたそうです。
このように、普段はチェックしないようなところに隠されているケースも考えられるので、ある程度遺品整理が落ち着いてきたら、チェックしてみましょう。
それでは、ここまでの内容をまとめていきます。
遺品整理で現金を見つけたときの注意点は以下の3つです。
また、現金をめぐるトラブルも実際に起こっているため、未然にトラブルを防ぐ方法が以下の4つです。
最後に現金が隠されている可能性の高い場所と意外な隠し場所を紹介します。
隠されている可能性が高い場所
意外な隠し場所
今回のコラムで紹介した場所を遺言書やエンディングノートを確認しながら遺品整理していけば、現金が見つかるかもしれません。
事前にチェックして、遺品整理で起こるトラブルをなくしていきましょう。