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亡くなった方の遺品の中には、非常に高い価値がある骨董品や絵画などが含まれている場合があり、一度整理してみる必要があります。
ゴルフバッグやスキー用具一式など、捨ててしまうのがもったいないと思う場合は、遺品整理ではリサイクルという選択があり、古美術品やスポーツ道具に第二の人生を与えられます。
日本が高齢大国になった原因には医療の進化があり、これからも平均寿命は高い数字を維持していくものと思われます。
そうなると、生きている間にいろいろな趣味やスポーツなどに手を出して、それに伴って自宅にたくさんの物が増えていくことになります。
それらを生前からきちんと整理しているような几帳面な人ならよいのですが、何もせずに亡くなってしまい、残された遺族が整理しなければならないこともあります。
遺品の中には、預金通帳や実印、その他土地家屋の権利書など、非常に大事な書類などが隠れていることがあり、遺族の方であらかじめそれらを探して大切に別に保管しておかなければなりません。
また、事前に遺族で廃棄してよいもの・供養してほしいものといった整理をしていただくことも必要です。
その結果によって、リサイクルするか、遺品整理士に依頼するかなどを選択することになる可能性も出てきます。
大事なものを探し出した後は、廃棄してよいもの・供養してもらうものなどに整理しておくことが大切です。
その結果、遺品整理士に依頼するという選択や、リサイクルを選択することも多いでしょう。
廃棄するということになれば、大きな家電や家具などは自治体の粗大ゴミに出すか廃品回収業者に依頼するかを選択しなければなりませんが、リサイクルという選択もあります。
買い取り業者に自宅まで出張してもらって、買い取り査定をしてもらい、別の人に使ってもらうという方法です。
また、無料で団体に寄付するという選択もあります。
リサイクルは環境にも良いですし、資源を無駄に消費することもないので、遺品整理の選択肢としてはおすすめです。
買取してもらえば、高い値が付くこともあります。
亡くなった人の遺品をリサイクルするという選択は、環境にやさしい方法です。
また、別の人が使い、第二の人生を与えることもできます。
火葬して読経するだけが供養ではなく、遺品を必要な人に有効活用してもらうことで、遺品となった道具や骨董品などに再び命を吹き込むことも供養の方法のひとつであると考えられます。
生前に遺品をどうしたいのかということを確認しておくことも必要でしょう。
リサイクルされることを嫌う人もいるかもしれません。
リサイクルを選択した場合は、買取してくれることもあるので、適正な価格基準が知りたい場合は、遺品査定士に依頼するのも良いでしょう。
リサイクルショップのスタッフに出張買い取りに来てもらうという選択もあります。
ただし、リサイクル業者が価値あるものだけ持って行って、さらに遺品整理士に依頼しなければならないという2段階の整理の手間がかかる場合もあります。
遺品整理のリサイクル相場とは、ブランド物などの遺品をリサイクル市場に出したときに付く一般的な値段の相場です。
ネックレスなどの装飾品や指輪などの貴金属に30万円~50万円などの値段が付くこともあるでしょう。
高級時計では50万円になることもあります。
このように高く売れるものを、ゴミとして廃棄してしまうのはもったいないことです。
リサイクルを選択して、適正な価値を査定してもらうこともおすすめです。
悪質なリサイクル業者や遺品整理業者を選択してしまうと、業者によっては、十分買い取り可能であるにもかかわらず、値段を付けずに処分費用だけを請求し後で売ってしまうところもあるので注意が必要です。
遺品をリサイクルする方法には、リサイクルショップを利用する方法や、ネットオークションを利用する方法があります。
どこかに遺品を寄付できないかと考える人もいるでしょう。
未使用であれば、寄付を呼びかけている団体もあります。
個人でリサイクルを選択した場合は、遺品の種類ごとに整理して、買取先を探すなど時間も手間もかかるため、遺品整理業者に依頼するという選択もあります。
そういった選択肢すべてを考え、まずは信頼できる遺品整理業者に相談をしてみると良いでしょう。