大阪・奈良エリアにお住まいの方の中には、犬や猫などのペットと暮らす方も多いでしょう。
ペットは世代問わず飼育されている世帯が多いのですが、近年は高齢者の間でもペットブームとなっています。
内閣府は提示している動物愛護の世論調査によると、60歳以上は40%以上、70歳以上は30%以上の方がペットを飼育しているようです。
大阪や奈良でも多くの高齢世帯でペットが飼われていますが、もし飼い主がペットを残して亡くなった場合、残された家族はペットとどう向き合えば良いのでしょうか?
人間と同じ命を持つペットのことを考え、生前整理で向き合っていきましょう。
大阪・奈良の一部エリアには動物が保護されている保健所があります。
ペットを飼っている高齢者が亡くなった時、葬儀や遺品整理を行った身内の方がペットを殺処分してもらう、もしくは代わりに面倒を見てもらうことを目的に大阪・奈良の保健所に連れてくるケースが増加しているのです。
保健所はその地域で暮らす方の健康や衛生環境を保護するために設置されている公的機関で、近年は大阪・奈良に限らず全国的に動物の殺処分が問題になっています。
なぜ殺処分が行われているかというと、健康や衛生環境を脅かす狂犬病等の病気の感染を防ぐためです。
なので、人間の都合でペットを処分するためではなく、ペットを捨てる場所でもありません。
大阪・奈良の保健所では保護した動物の里親探しも行っていますが、だからといって里親を探すためにペットを連れていく行為も保健所の役目ではないのです。
飼い主が亡くなったら、ペットは保健所の届けようとは考えず、亡くなる前に家族と一緒に大阪・奈良で里親を探してくれるボランティアやペットショップ、生前整理・遺品整理業者などに相談しましょう。
最近は遺品整理の負担を軽減するために生前整理を行う人が、大阪・奈良でも増えています。
生前整理は生きているうちに不要なものは処分し、死後の手続きなどで必要なものの整理、遺品の形見分けなどを行う整理です。
この生前整理で行っておきたいのが、ペットの情報をまとめておき、残された家族と共有しておくことです。
では、生前整理でペットと向き合う上で、必要なことをご紹介しましょう。
・ペットの基本情報をまとめよう
残された家族に向けてペットの基本情報をまとめておきましょう。
名前や種類、性別、年齢、生年月日など分かる範囲でいいので、ノートなどに書き遺してください。
他にもペットの健康状態や病気・避妊の有無、通院している動物病院、ペットの特徴や癖、好物なども書いておきましょう。
これらの情報は家族が動物を引き取ったり、大阪・奈良にお住まいの里親に渡したりする際に役立ちます。
・血統書の確認
血統書は一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)に血統が登録されている同一犬種の父母の間に生まれた子犬に発行される、いわば戸籍のような証明書です。
純粋犬種の場合は基本的に血統書が発行されているはずなので、生前整理で血統書があるか確認しましょう。
この血統書は動物を引き取る際に必要な情報なので、処分してしまわないように注意してください。
・ペット保険に加入しているか
大阪・奈良にある大手保険会社の中には「ペット保険」を取り扱っている方も多く、ペットを飼われている方に人気があります。
これはペットの医療費を負担してくれる保険です。
飼い主が亡くなられた際、ペット保険に加入している場合は支払いを引き継ぐか、契約を解除するかを選択する必要があります。
どちらにしても手続きが必要となるので、ペット保険に加入している場合は書類をまとめ、家族に場所を伝えておきましょう。
・ペットの死後も考える
最近は大阪・奈良でもペット専用の墓をつくる方が増えています。
生前整理では、事前に飼い主の墓をつくると同時にペット墓をつくる人もいるようです。
そして、遺言にペットが亡くなった場合はペット墓に入れてほしい、もしくは自分と同じ墓に入れてほしいと残される方もいらっしゃいます。
自身だけではなく、ペットの死後はどうするかも生前整理で向き合っていきましょう。
大阪・奈良で生前整理をされるのであれば、クリーンケアにご相談ください。
クリーンケアは大阪・奈良で、月平均100件の遺品整理・生前整理を行っています。
生前整理は何かと労力が必要であり、範囲も家全体もしくは部屋全体となるので負担も大きいです。
経験豊富なクリーンケアは遺品整理士の資格を持つスタッフが在籍しており、正しい知識と手厚いサービスで生前整理をサポートさせていただきます。
一軒家や賃貸住宅の一室を丸ごと整理されたい方はもちろん、指定の部屋だけをお願いしたい場合でも、それぞれの希望に合わせてサービスを提供しています。
大阪・奈良にある自宅を生前整理ですっきりさせ、ペットとも真剣に向き合いたい方はクリーンケアへ気軽にお電話やメールでお問い合わせください。