「時間がなくて遺品整理を業者にお願いしたいけどどういう流れなのか分からない」
「突然のことで何から始めたらいいか分からない」
「どこまでやってくれるのか分からない」
突然、遺品整理をする必要になれば、上記のような悩みが出てきますよね。
初めての遺品整理となると、業者とのやり取りや当日の作業など遺品整理の流れが分からないのも当然です。
今回は、日頃から遺品整理に携わる私が、初めて業者に遺品整理をお願いするところから作業終了までの流れを、4つに分けてわかりやすく解説していきます。
このコラムを読めば、初めて遺品整理するあなたも安心して遺品整理をスムーズにおこなえますので、最後までお読みいただけると嬉しいです。
突然のことだと何から手をつけていいかも分かりませんし、気持ちの整理がついてない場合も多くあります。
業者への問い合わせから見積もりを取ってもらうまでは無料の業者も多いので、まずは「何をしたらいいのか」という内容で問い合わせてみましょう。
分からないままに伝えても遺品整理業者は丁寧に受け答えをしてくれますので安心してください。
多くの遺品整理業者は、メールフォームでの問い合わせか電話対応を設置しています。
すでに遺品整理の要領を把握しているような方は、メールフォームでのお問合せでも問題ないでしょう。
しかし、初めての遺品整理や、以前とは違う業者にお願いする場合などは電話対応の方がオススメです。
用件を事細かに伝えることができることも理由のひとつですが、信頼のおける業者かどうかを見る判断材料にもなります。
遺品整理はそのご家族に寄り添う仕事であるため、丁寧に対応しているかは良い業者選びの判断基準になります。
私の勤めている遺品整理会社の「クリーンケア 」では以下のヒアリングシートというものを用意しています。
ヒアリングシートは、遺品整理で必須の項目やお客様の要望を分かりやすく記載できるように作られているため、ヒアリングの効率化やトラブル防止などに役立っています。
何も分からなくても業者に問い合わせて大丈夫ということは少し理解できたと思います。
各遺品整理業者では、初めてのお問合せをされるお客様に対して、分かりやすく遺品整理の流れをご説明するプロがいますので、安心してお問合せください。
とはいえ、どの業者に問い合わせていいかなども分からないと思います。
見積もりを出してもらう際に必ず複数の業者に見積もりをお願いすることをオススメしていますので、下記のコラムで業者選びの参考にしていただけるといいと思います。
業者選びのコツについてのコラムですので参考にどうぞ。
遺品整理の見積もりは、作業員が必ず現地を確認してからおこないます。
遺品整理の見積もりを必ず現地でおこなう大きな理由は、遺品整理の料金が作業する家の物量などで変動するからです。
どうしても現地を確認しないと、作業員が何名必要で、どれくらいの規模で作業しなければいけないのかが分かりません。
現場確認後、作業内容に応じた料金を提示してくれます。
業者によっては即日見積もりでその日のうちに家に来てくれる場合もありますので、お客様のタイミングに応じた対応をしてくれる業者は増えてきています。
現地を確認しないと作業の規模感が把握できないのですが、稀に現地に伺わず、電話のみで見積もりを出そうとする業者もいます。
このような業者は、はじめは安い金額を提示しますが、作業後に大きく料金を加算してくる可能性があります。
いわゆる、悪質業者です。
このようなトラブルに合わないよう、必ず現地での見積もりをしてくれる業者を選びましょう。
現地での見積もりは必須ですが、同じくらい大事な要素が、明瞭な見積もりを出してくれる業者かどうかです。
「コミコミプラン」のような、作業内容が不透明なお得プランなどを進められた場合は、作業内容ごとの明細もお願いしましょう。
お客様の気になる点や希望などはこのタイミングで伝えるのがよいでしょう。
見積もりを一度固めた後、見積もり金額に納得して契約することになれば、見積もり金額はそれから変動することがほとんどないからです。
少しでも気になる内容や不安点があれば解消しておきましょう。
各社の見積もり金額や作業内容を比較して、納得いく業者があれば契約に進んでいきます。
作業当日の日程や作業内容を確認していきますが、作業当日に立ち合いができない場合は、あらかじめ鍵を渡しておかなければなりません。
作業当日の流れは8つに分けて解説していきます。
業者によっては別途金額が発生してしまいますが「クリーンケア 」を参考に流れを解説していきますね。
当日の立ち合いは丸一日いる必要はないですが、全く立ち会えない場合は事前に説明して鍵を預けておきましょう。
また、作業途中で家の中が傷ついたりする可能性もあるので、事前に証拠写真を必ず取っておきましょう。
物の搬出をおこなうため、周囲に養生を張り建物に傷が付かないように対策をします。
先ほども説明しましたが、必ず作業前の家内を写真に残しておきましょう。
部屋の中から、遺品として残すものや廃棄するものを仕分ける作業からしていきます。
仕分けが終わり次第、遺品を梱包していきます。
また、廃棄物に関しては廃棄物処理法に基づいて適切に処理していきます。
最後に室内清掃をおこないます。
このとき、必ず水道と電気の契約は切らないでいてください。
水回りの清掃や機材を使用した清掃では、必ず水と電気が必要になります。
最後に遺品整理で捜索した遺品や相続品、室内状況をご家族に確認していただきます。
このとき、遺品の確認も必須ですが、作業前に撮影した写真と照らし合わせて、作業中に目立った傷が付いていないかも確認しましょう。
賃貸の場合などは大きな傷が付くと修繕費を支払わなくてはいけなくなるケースがあるため、余計な出費を増やさないためにも室内確認は怠らないようにしましょう。
支払いは、大きな作業がどうしても必要になった場合やお客様から追加要望がある場合を除いて最初の見積もりと金額が変わることは基本的にありません。
また、支払いの際、遺品整理で残った遺産を買い取ってくれる業者もありますので、遺産の扱いにお悩みでしたらご検討してみるとよいでしょう。
初めての遺品整理などであれば、供養のやり方も分からないことが多いですよね。
遺品整理業者には遺品の供養までおこなう業者も多くあります。
供養に必要な物は業者が用意してくれるので、何も準備しなくても供養までを終わらせることができます。
それでは最後に、ここまでの内容をまとめていきます。
遺品整理業者との流れは以下の通りです。
1:業者に問い合わせ(何も分からないまま問い合わせて大丈夫)
2:現地での見積もり(必ず現地で見積もりをしてもらい、明瞭な見積書をもらうこと)
3:実際に契約(見積もり金額が変わることは基本的にない)
4:当日作業(清掃や供養までをおこなう業者も多くある)
まずは、何も分からない状態でも、お気軽に問い合わせをしてみると良いですね。
丁寧で細かな対応をしてくれますのでご安心してお問合せください。
大阪で遺品整理の業者をお探しなら、ぜひクリーンケアへ。
年中無休で対応しておりますので、お気軽に下記の電話番号からお問合せください。
TEL:0120-333-183
受付時間:08:00~20:00(年中無休)