遺品整理を行う上で注意しておきたいポイントはいくつかあります。
本記事では、そのうちの4つのポイント
・業者選びのポイント
・業者に頼むメリット
・遺品整理の価格感
・自分ではどんなことをしておいたらよいのか
について解説いたします。
目次
では、自分で遺品の整理をせず業者に依頼をする場合には、どのような点に気をつけるようにすれば良いのでしょうか?
それは下記のような点です。
遺品整理士は遺品整理に関するプロフェッショナルであることを示す資格です。
遺品整理を行う上では、この資格を持っているかどうかがその業者を信頼して良いかどうかを判断することが可能です。
国家資格ではないため必ず持っておかなければ何かしらの業務をすることが出来ないというわけではありませんが、この業界においてプロフェッショナルであることを示している資格であるため、その業者が信頼できるかどうかの参考材料にして良いでしょう。
遺品整理業者の中には、適正ではない価格の見積もりを出す業者もいます。
そういった業者ときちんと適正価格を出す業者の見極め方としては、見積書が詳細であるかどうかを確認する方法が効果的です。
詳細に書かれているということは、それだけでも何をするか、何の作業にどれだけの費用がかかるのかが明確になっているため、法外な価格を請求する業者のやり方ではありません。
とは言え、詳細に書いたうえで適正ではない金額を請求する業者もいますので、詳細な見積もりを複数の会社に出してもらうようにすると最も安心できるでしょう。
信頼できない人間というのは行動に出ます。
それは業者に関しても同様です。
信頼できない業者というのは、電話対応や会話の一つ一つを取ってみても丁寧ではありません。
そういった業者は、粗雑な対応を行う傾向があります。
信頼できる会社は電話の対応一つ取ってみても丁寧で安心できます。
また、そういった会社は伝えた内容をきちんと理解し社内の報連相も徹底できていることが多いでしょう。
逆にそうでない会社は電話で聞いた内容を重要だとは考えず、社内で十分な報連相を行わないことがあります。
遺品整理を業者に依頼をすることのメリットは多数あります。
たとえば、故人の住まれていた場所が自宅から遠い場合などは、遺品整理業者に依頼することで、時間的・金銭的な負担を軽減することができます。
他にも、遺品を整理するのはそれだけで負担の大きい重作業ですがその負担をなくすことができるのは業者に依頼することの大きなメリットです。
遺品整理を依頼する際には、どれくらいの価格が適正なのか?
おおまかで結構ですので相場感を知っておく必要があります。
しかし、この相場は地域や状況、部屋数など様々な要因が関わってきますので、事前にいくらということを知るのは困難です。
そのため、相場感を知っておくためにはいくつかの業者に見積もりを取るようにしましょう。
遺品整理を依頼する前には、遺品整理をスムーズに進行するために自分でやっておいた方がよいことがあります。
それは、相続人全体に連絡を取っておくということです。
自分の独断で遺品整理を行うと後々トラブルになることがありますので、注意しておきましょう。
遺品整理の際の4つのポイントについて解説いたしました。
遺品整理をする際は、このポイントに注意するようにしておきましょう。