遺品整理を自分でする場合と業者に依頼する時の心構えとは

遺品整理を自分でする時と業者に依頼する時

遺品整理は自分でした方がよい？

業者に依頼したほうがよい？

遺品整理をする時に注意しておきたい心構えについて、本記事ではご説明いたします。

自分で遺品整理をする時の心構え

遺品整理を業者に頼まず自分自身で行う際の心構えとしては、心を強く持って行う必要があります。

故人の遺品を整理する際には、整理途中に故人との思い出が甦ってきて、事前に思っているよりも辛い思いをすることになるかもしれません。

そうならないように、事前に整理する際のフローリストを作成しておき、極力事務的に行うようにしましょう。

特に、悲しみの気持ちが強く残っている時に、気持ちの整理を兼ねて遺品の整理をすることは、辛い気持ちを増幅させてしまうこともありますので、するべきではありません。

気持ちを落ち着けてから、遺品整理の作業を行うようにしましょう。

ものを処分しても思い出は処分しない

遺品整理のフローを決める際には、ものを処分しても思い出を処分するわけではないことを事前にしっかりと意識しておきましょう。

故人のつかっていたものには故人の思いが宿っており、なかなか処分することができないものです。

そんなこともありますが、ものと思い出とは全くの別物です。

ものを処分したからと言って、故人との大切な思い出がなくなるわけではありません。

ただ、それでもどうしても処分したくないものがある場合、無理に処分する必要はありません。

それは大事に取って置き、そのうえで他のものを整理するようにしましょう。

業者に依頼する時の心構え

遺品整理業者に依頼する際には、特に心構えはいりません。

遺品整理業者は専門の業者であり、日々遺品整理を行っているため特別な心構えを持たなくても必要な作業はすべて行ってくれます。

業者に作業を行ってもらっている間に、故人との思い出に浸りゆっくりと心を癒してもよいでしょう。

具体的に必要な準備に関しては、依頼する業者に聞いてみるようにしましょう。

その質問をしてみることで、遺品整理業者があなたにしてほしい準備に関してわかりやすく教えてくれます。

あなたは、その内容をもとに事前準備を行えばよいでしょう。

遺品整理業者を見極める

遺品整理は結局、自分でやるよりも業者に依頼する方がメリットも多いため、業者に依頼すべき内容です。

ただ、その際は依頼する業者に関しての注意点があります。

どんな業者でもいいというわけではなく、やはり業者には当たり外れがあります。

依頼する業者を選ぶうえでは、下記の点に注意しましょう。

まずは、料金体系が明確であること。

これは、よい遺品整理業者を選ぶうえでの絶対条件です。

不明確な料金形態であれば、悪徳業者だと当初想定していなかった金額を当日請求される可能性もあり、トラブルの元です。

また、立ち合いが不可である場合も詳細な報告を行ってくれるかどうかも重要です。

長時間に及ぶ作業のため、立ち合いをせず後々の報告を受けることができたほうが身体の負担も少ないです。

そういった際の報告が詳細なものかどうかは、信頼に大きく関わる項目です。

他にも、個人個人で気にする内容があるとは思いますが、業者を見極める上では以上のような内容に気を付けるようにしましょう。

おわりに

遺品整理を自分でする際と、業者に依頼する時、それぞれの注意点について説明してまいりました。

遺品整理は心身の負担が大きい業務のため、やはり自分でするよりも業者に依頼するようにしたほうがよいでしょう。

とはいえ、依頼する業者の選定は十分に注意して行うようにしましょう。

信頼できる業者に依頼し、満足のいく遺品整理を行うことができるようにしましょう。