家族が亡くなった際は遺品整理も考えていく必要がありますが、何から始めて良いかがわからない、作業が思うように進まないと悩む人も少なくありません。
ここからは自分で行う遺品整理やプロに依頼する方法、そのコツについて書いていきます。
遺品の処分でお悩みの方は参考にしてください。
遺品整理では、様々な品物が出てきますが、生活には衣類や家電は欠かすことができません。なので、その処分方法も考えていきたいところです。
着物やブランド品などは形見分けができる場合もありますので、家族や親族と相談して誰がどれを引き取るのかも決めていきましょう。
高価な衣類でも引き取り手がつかない場合は買い取りという方法で処分することも可能です。
古くて傷みが目立つものはゴミとして処分することも考えていきたいところです。
そして、遺品整理では家電の処分も考えていく必要がありますが、家電の場合もすでに壊れているものやかなり古いものはゴミとしての処分も考えていきたいところです。
まだ新しくて使えるものがある場合は、家族や親族で使用することも考えてみましょう。
引き取り手がない場合は、こちらも売却や買い取りという方法を検討したいところです。
遺品の整理や処分は自分で行いたいという人もいますが、自分で遺品整理を行うのであればまずは現場の様子をしっかり確認しておきましょう。
それから、勝手な判断で遺品を処分すると後でトラブルになる可能性もありますので家族や親族に伝えておくことがおすすめです。
まず、貴重品を捨ててしまうとあとで困ることになりますので、通帳やカード類、貴金属などは発見したら大切に保管しておきます。
そして、残しておくものと捨てるものを分別していくことになります。
処分するものは意外と多くありますので、大切なものを捨ててしまわないよう慎重に作業を進めていきましょう。
形見分けをする場合も、勝手な判断で分配するのではなく、親族に平等に分配することも大切です。
賃貸物件の場合は解約手続きも進めていくようにします。
遺品整理は自分でも行うことはできますが、体力的な負担や精神面の負担は決して小さくありません。
遺品整理を自分でやるとなかなか進まないという場合は、プロに依頼することも考えていきたいところです。
最近は遺品整理に対応した業者が増えてきましたが、トラブルを防ぐには信頼性の高い業者を選ぶことが大事です。
ただ回収や処分をするだけではなく、遺品を丁寧に扱ってくれる業者を選びましょう。
遺品整理の際は、価値のある商品が出てくる場合もありますが、親族で引き取り手がないという場合は買い取りに対応した業者を選んでおくことがおすすめです。
遺品整理の業者を選ぶポイントとしては、専門的な資格を持っていることや口コミでの評価が良いという点もあげられます。
良い遺品整理業者が見つかったら、電話などで連絡を取りましょう。
事前に見積もりを取っておくとより安心です。
遺品の処分はできるだけ早く済ませたいという人もあれば、特に急がず、じっくりと時間をかけたいという人もいます。
遺品整理を行うタイミングはそれぞれの家庭に合わせることができますので、家族や親族で話し合って最適な時期を選びましょう。
賃貸物件を故人が利用していた場合は、長く部屋を借り続けていると家賃などの負担も増えてきますので、早めに整理したいところです。
意外と時間が掛かることもありますので、期限がある場合は、できるだけ早く作業を進めていくようにしましょう。
不動産を売却する場合なども、早めに遺品の整理や処分を始めておくと良いでしょう。
49日の法要を目安に処分を考える人も多いようですが、特に49日より前になっても後になっても問題はありません。
遺品整理は精神的・体力的な負担も少なくありませんが、貴重品や残しておくもの、処分するものの分別はきちんと行いましょう。
価値のある商品は形見分けとして親族に分配することもできますが、引き取り手がない場合は売却や買い取りという方法もあります。
作業がなかなか進まないという場合は専門の業者への依頼も考えていきたいところです。
この場合も、トラブルを避けるためにも業者選びは慎重に行いましょう。