「葬式が終わったけど、この後何をしていけばいいの…?」
「葬式のあとにやることって、いつまでにやらないといけないの?」
お通夜や葬儀、告別式などが終わったあと、一息つきながらも上記のような疑問を思い浮かべる方も多いと思います。
事実、お葬式の後にやるべきことはかなり多いです。
しかし、どれもやらなければいけない大切なものばかりですので、なかなか落ち着く時間もありませんよね。
そこで、遺品整理業に長く携わっている私が、膨大なやるべきことを少しでも分かりやすくこのコラムでまとめてみました。
葬式の後にやることを調べるのも時間が掛かってしまうので、今回のコラムを参考にしていただき、少しでもお役に立てると幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
目次
お葬式のあともやるべきことはたくさんあります。
とはいえ、まずはお通夜からお葬式、告別式まで駆け抜けた疲れを癒してから取り組みましょう。
大切な手続きが多いですが、気を張りすぎずにコツコツと終わらせていけば問題ありませんので、少し肩の力を抜きながら確認してくださいね。
喪主がお葬式の後にやるべきことは大きく分けて以下の5つです。
どれも重要ですが、このコラムで分かりやすく解説していきますので、ぜひご参考ください。
お葬式が終わってすぐに始めるのが「あいさつ回り」です。
基本的にはあいさつ回りしやすい順番で大丈夫ですが、とはいえ、回る順番は気になりますよね。
そのような人は、以下の順番を踏まえて回る順番を確認してみてください。
1:世話役・受付をしてくれた方
2:弔辞をいただいた方
3:寺院・僧侶
4:参列していただいたご近所さん
5:お世話になった病院
6:仕事先
遠方だったり何かしらの理由であいさつ回りができない方にはお礼状を送ると良いです。
また、お葬式のお知らせをしていない近しい関係の方やご近所さんには、死亡通知を送りましょう。
理由は、弔問に来ていただくタイミングがバラバラになることを防いで、スケジュールを組みやすくするためです。
葬式の後には、初七日法要と四十九日法要の準備も始めます。
ただし、最近では、初七日を葬儀や告別式の同じ日におこない、参列者や遺族のスケジュールの負担を軽くさせる場合も増えてきています。
四十九日法要で準備すべきことは、主に以下のような内容です。
日程に関しては、一般的には四十九日前の土日が多いですので、まずはその日程で会場や読経などをお願いする僧侶、法要後の会食場所などを確認しましょう。
本位牌やお墓は納品に2週間ほどかかりますので、なるべく早めに準備し始めるなど注意が必要です。
香典返しは、四十九日法要が終わったお知らせとして、忌明けである四十九日法要後にお返しを送るのが一般的です。
しかし、最近では葬儀後の負担を軽くするために葬儀当日に会葬御礼を渡すときに香典返しをおこなう場合もあります。
香典返しでの悩みのなかで多いのが費用感や御品をどのようにするかの問題です。
一般的な香典返しの費用は、いただいた香典の半額から3分の1程度ですので、以下のような御品がよく選ばれます。
御品には不祝義を残さないという意味合いで消えものが良いとされており、タオルは不幸や悲しみを拭い去るという意味でよく選ばれています。
ただし、生ものや肉系、日本酒などは香典返しの御品として選んではいけない物として扱われるため注意が必要です。
もっともボリュームのあるのが、事務的な諸手続きです。
多くの手続きや申請届けを提出しなくてはいけないため、見落としがないか確認しながら進めていく必要があります。
また、手続きのなかには提出期限が早いものもあるので重ねて注意しましょう。
主に死亡後すぐに提出しなくてはいけない書類は以下のようなものです。
手続きが必要な細かな内容は、のちほど紹介する「手続きチェックリスト」を参考にして確認してみてください。
遺品整理も、故人の住居が賃貸や持ち家関係なく遺品を整理しなければいけませんし、相続できる遺産があればその分配もおこなう必要があるので必ずやるべき作業のひとつです。
遺言書やエンディングノートで、どう遺品整理を進めていくべきかを確認してから作業を始めましょう。
また、遺品整理はかなり労力と時間も必要な作業ですので、時間に余裕のない方や身体的に作業が大変な方は無理せず、遺品整理業者に依頼するのもおすすめです。
ただし、遺産を相続放棄する意思がある場合は、反対に遺品整理をしてはいけないので注意しましょう。
先ほどお伝えした、葬式後にやるべき手続きをリストにした「手続きチェックリスト」を作成しました。
手続きの数がとても多く、提出期限が早いものもあるので、どうしても見落とがちな手続きも出てくるでしょう。
また、リストを使用してどのような手続きが必要なのかを調べる時間も短縮できるので、ぜひダウンロードして手続きをおこなう際の参考にしてみてください。
お葬式の後にすべきことは想像以上に多く、体力的にも精神的にもとても大変です。
実際に、亡くなられた悲しみを抱えながらの遺品整理が辛く遺品整理業者に依頼する方もたくさんいらっしゃいます。
私が勤める「クリーンケア」にも、遺品整理が大変でご依頼されるお客様は年々増えています。
もし、自分だけでやる環境だったり、なかなか遺品整理が進まない状況だったりであれば、無理をせず、まずは遺品整理業者に相談するのも良い手段です。
関西在住の方であれば、「クリーンケア」が年中無休で無料相談ができますので、何か困ったことやお悩みがあれば、お気軽にご連絡ください。
TEL:0120-333-183
受付時間:8:00〜20:00(年中無休)
最後にここまでの内容をまとめていきます。
喪主が葬式の後にやるべきことは、大きく分けて以下の5つです。
あいさつ回りの順番が気になる方は、以下の順番をベースに効率的に回れる順番を検討してみてください。
1:世話役・受付をしてくれた方
2:弔辞をいただいた方
3:寺院・僧侶
4:参列していただいたご近所さん
5:お世話になった病院
6:仕事先
法要は主に四十九日の準備の負担が大きくなります。
会場、読経などをお願いする僧侶の日程を確保しつつ、納期に時間のかかる本位牌やお墓の準備を同時に進めていきましょう。
香典返しは、生ものや肉類、日本酒などを避け、以下のようなものを選ぶのがおすすめですよ。
諸手続きは、以下のチェックリストを参考に見落としが内容に進めていきましょう。
最後に、遺品整理で何か困ったことや悩み事がある際は、私が勤める「クリーンケア」で年中無休、無料でご相談をお伺いできますので、ぜひお気軽にご連絡ください。
TEL:0120-333-183
受付時間:8:00〜20:00(年中無休)