遺品整理はとても大変な仕事だと、一度でもやったことのある方は口をそろえて言います。
それは一体なぜなのでしょうか?
知り合いの方がお亡くなりになった際に、遺品整理が必要になることは少なくありません。
そういった遺品整理の際に何が大変なのか?
では、どうすれば良いのか?
について知っていると、遺品整理を楽にすることができるかもしれません。
遺品整理はなぜ大変だと言われるのでしょうか?
それは遺品を整理する際の心の負担が大きいからです。
遺品というのは、故人が亡くなられる前までご使用になっていたもしくは保管されていた故人の品物です。
そこには、故人のニオイや気持ち、温もりのようなものが染み込んでいるように感じるもの。
故人が生前に持っていた光景が見ているだけで蘇ってくるようなものもあることでしょう。
だからこそ、その遺品の整理は自分の部屋を片付けるようにはいきません。
想定したよりも時間がかかることも多いですし、何より何を捨てて何を残すべきかの判断がつかないことも少なくありません。
遺品整理が大変だと言われている理由は、こういった心の負担が大きくのしかかってくることにあります。
遺品整理をするには、時間やお金がかかります。
特に、故人の住居とあなた自身との自宅の距離が離れている場合その負担は数倍増となります。
遺品を整理するには、故人の住まれていた場所にいき、一つひとつの整理を行わなければなりません。
何がいるもので何がいらないものなのかを仕分け、仕分けが済んだものはしかるべき処置を行う必要があります。
特に、不用品となれば無料回収してもらうことが出来ず、処分をするのに逆に費用がかかるというものもあります。
また、当日の処分は出来ず、別途日程を組んで処分をしなければならないことが多いです。
当然ですが、故人の住まれていた場所に行くための交通費も自腹です。
離れていればいるほど、何回にも分けて往復するのは避けたいところでしょう。
こうした費用的・時間的負担が大きいことが理由で、遺品整理は大変だと言われています。
また、故人の住まれていた場所とあなたの住所が離れている場合はこのように大変ですが、仮に家が近かったとしても処分の費用がなくなるわけでも、休みの時間を使わなくてもよくなるわけでもありません。
金銭的・時間的負担は変わらずあるのです。
このように遺品整理を自分で行うことは非常に大変です。
そのため、効率よく行うには、専門の知識や経験をもつ業者に迷わず依頼するようにしたほうが良いでしょう。
業者に依頼することによって、自分で作業する場合にかかっていた膨大な時間を削減することが可能です。
また、移動しての作業の時間もなくしたり、減らしたりすることができるので、故人が遠くにお住まいになっていた際も助かります。
業者に頼めば、業者に支払う費用は発生しますが、こういった交通費などの費用の削減をすることができますので、場合によっては逆に安くつくこともあります。
また、価値のある品物が出てきた際も、その買取も業者によってはしてくれます。
遺品に関わる様々な負担をなくすことができるのが、遺品の整理を自ら行わず業者に依頼することのメリットです。
遺品整理が大変と言われる理由やその解決策について解説いたしました。
遺品整理は、事前に様々な方が考えられている以上に大変です。
はじめは自分でしようと思っていたけれど、あまりの大変さを理由に途中から業者に依頼される方もいらっしゃいます。
遺品整理をする際は、ぜひ迷わず業者に依頼するようにするのが無難でしょう。