
遺品整理をしていると、思いがけず骨董品が見つかることがあります。
「これは価値のあるものかもしれない」
「ガラクタにしか見えないけど、捨てても大丈夫?」
このように、骨董品の価値がわからないと判断に迷うことが多いものです。誤って価値のある品を処分してしまうと、後々後悔することになるかもしれません。
そこで本記事では、遺品整理中に骨董品が出てきた場合の適切な対処法を詳しく解説します。骨董品の種類や鑑定のポイント、売却の際の注意点についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
骨董品とは、一般的に100年以上の歴史を持つ美術品や工芸品、家具、陶器などを指します。ただし、すべての古い品が骨董品に該当するわけではありません。
目次
遺品整理でよく見つかる骨董品には、以下のようなものがあります。
これらの品は、製造年代や作られた背景、作家の名前などによって価値が大きく変わります。
以下のような特徴を持つ骨董品は、高価買取の可能性が高いです。
✔ 著名な作家や窯元の作品である
✔ 現存数が少なく希少価値がある
✔ 保存状態が良く、欠損がない
✔ 歴史的背景や由来が明確である
価値があるかどうかの判断は専門家でないと難しいため、まずは処分せずに保管し、専門家に鑑定を依頼するのが得策です。
遺品整理を進めていると、大量の不用品の中に骨董品が紛れ込んでいることがあります。見た目が古く、使い道がなさそうだからといって、すぐに処分してしまうのは危険です。
思わぬ高価値がある可能性がある
一見すると価値がなさそうでも、専門家の鑑定で高額になるケースがあります。
相続トラブルを招く可能性がある
遺品整理中に発見された骨董品は、遺産として扱われることが多いです。勝手に処分すると、他の相続人とトラブルになる可能性があります。
捨てた後に後悔することがある
遺族があとから「やっぱり取っておけばよかった」と思っても、処分したものは取り戻せません。
そのため、遺品整理中に骨董品が見つかったら、まずは慎重に取り扱い、しばらく保管しておくのが賢明です。
骨董品が高額で売却できるとわかった場合でも、すぐに売ってしまうのはNGです。骨董品も遺産の一部にあたるため、適切な手続きを踏む必要があります。
骨董品は、故人の財産として相続人全員で分割する必要があります。そのため、売却する前に以下の手順を踏むようにしましょう。
この手続きを怠ると、後になって「勝手に売却された」として親族間のトラブルに発展する恐れがあります。
骨董品の価値を確認するには、専門の鑑定士に依頼するのが最も確実な方法です。しかし、どこに依頼するかによって査定額が大きく変わることがあるため、慎重に業者を選ぶ必要があります。
複数の業者に査定を依頼する
査定結果を比較し、適正価格を見極める
売却方法を選ぶ
正式に売却手続きを行う
遺品整理中に骨董品が出てきた場合、価値があるかどうかわからなくても、決してすぐに処分してはいけません。
✔ 骨董品の整理・売却の流れ
このように、骨董品の整理は慎重に行う必要があります。
もし、大量の遺品整理に困っている場合や、骨董品の査定をどこに頼めばよいか分からない場合は、専門の遺品整理業者に相談するのも一つの方法です。
遺品整理は、故人の思い出を大切にしながら進めるべき作業です。適切な方法で整理を進め、後悔のない形で遺品を扱いましょう。
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