残念ながら身内や親しい人に突然の不幸が訪れてしまうことがあります。
そういった場合、様々な手続きや準備などをしなくてはいけませんが、遺品整理もご遺族だけで行おうと検討する場合もあるでしょう。
しかし、あまりにも突然ということになると、何をどう行って良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、こちらでは遺品整理の方法と手順を分かりやすくご紹介していきます。
大阪や奈良などの近畿エリアにお住まいの方で、これから遺品整理を行わなくてはいけないという方は、ぜひ参考になさってみてください。
初めての遺品整理だと何をどう始めたら良いのかという部分から分からないという方もいらっしゃるかと思います。
遺品整理というのは、基本的に故人が住んでいた部屋の遺品を含む荷物の、形見分けや思い出のもの、手続きに必要なものなどを仕分けして確保すること、そしてそれ以外に不要なものをリサイクルや不用品として処分することを目的で行われます。
この目的を達成するための行動であることを認識してから行うようにしましょう。
まずは遺品整理をどのような日程で、どう行うのか、作業スケジュールを作成しておきます。
作業スケジュールの立て方としては、故人が暮らしていた家が賃貸だった場合、退去時期によっては家賃が発生してしまう可能性があります。
ですから、管理会社に連絡して退去時期によって家賃がどうなるのかを確認しておきましょう。
そして、次月の家賃発生前までに退去しなくてはいけないのであれば、それまでに完了できるような作業スケジュールを組まなくてはなりません。
一方、故人の持ち家だった場合は賃貸に比べると作業スケジュールも自由が効きやすくなりますが、空いた部屋に身内の入居が決まっていたり、売却を予定していたりするのであれば、それまでに遺品整理が完了できるようにしておきましょう。
作業スケジュールを立てたら、遺品整理を行う前に様々な準備をしておきましょう。
【用意するもの】
遺品整理を行う時にあると便利なものを事前に用意しておくと、スムーズに作業が進められます。
・ダンボール
・ゴミ箱
・梱包テープ
・ドライバーやペンチなどの工具
・作業服、作業用手袋、マスクなどの身に着けるもの
・荷物を運搬するための車
これらの道具があると仕分け時に便利だったり、ゴミ出しの時も楽になります。
【あらかじめやっておいた方が良いこと】
遺品整理を始める前にやっておいた方が良いことがいくつかあります。
・近隣住民への挨拶
・処分業者への依頼
・賃貸物件の場合は退去手続きの手配
近隣住民への挨拶は、作業時に騒音が出る可能性が高いので、作業を始める数日前にスケジュールを伝えておくと良いでしょう。
前もって伝えておけばトラブルも回避することができます。
次に、処分業者への依頼というのは、大型の家電や家具などを処分する場合、保管しておく場所もないので遺品整理時にそのまま処分してもらえるよう、手配しておくことを指します。
当日だと時間が取れない場合もあるので、事前に予約しておくと良いでしょう。
遺品整理の際に多くの方が悩んでしまうこととして、まず何から仕分けを始めていいのか分からないという点が挙げられます。
まずは捨てられない、必要なものを選別しておいた方が良いです。
必要なものというのはご遺族によっても異なりますが、遺産に分類される現金や通帳、貴重品、手続きなどに必要な書類の他に、思い出の品なども含めておくと良いでしょう。
ただ、思い出の品があまりにも多すぎると、形見分けなどをする時大変になってしまうので、本当に思い出としてとっておきたいというものだけを残しておくようにしましょう。
もし、それができない場合は、写真に撮ってデータ化することで、実物はなくても故人との大切な思い出をデータで振り返ることができます。
必要なものを分類する時は、専用の箱を作っておくと間違って処分されてしまうこともありません。
ここまでを身内や親しい人で行ったら、後は遺品整理業者に任せるという手もあります。
次に不用品を仕分ける作業に移ります。
不用品を仕分ける理由としては、それぞれ処分方法が異なるためです。
例えば、不用品の中にもリサイクルできるものとそうでないものに分けられます。
リサイクルできるものはリサイクルショップなどへ買い取ってもらうこともできますが、そうでないものは正しい方法で処分しなくてはなりません。
ですから、不用品も種類ごとに仕分ける必要があるのです。
・家具や家電
家具や家電は壊れていなければリサイクルショップで買い取ってもらうことも可能です。
特に家電の説明書や保証書がある場合は、そちらも付けておくと家電だけで買い取ってもらうより高値が付く可能性があります。
・衣類
衣類に関しては形見分けするものとそうでないものに分けましょう。
形見分けする場合はクリーニングが必要です。
処分する衣類でまだ使える、きれいなものがあればリサイクルショップなどで買い取ってもらいましょう。
・食材
冷蔵庫の中に入っている食材などは全て処分しなくてはなりません。
生ゴミとして処分しましょう。
・日用品
食器などは茶碗といった思い入れの強いものだけ残しておき、あとは処分しましょう。
ほとんど使っていない食器があれば買取対象にもなります。
また、買い置きされている洗剤があればそちらは自宅に持って帰って使っても問題ないでしょう。
家具や家電、その他不用品を全て仕分けた後は買取に出す、もしくは処分しなくてはなりませんが、とても手間がかかり最初に立てたスケジュール通りにいかないことも多々あります。
そんなに時間がかけられない、特に賃貸物件の場合は退去時期も決まってしまっているので早く遺品整理を行わなくてはならないと困ってしまうこともあるでしょう。
そんな時は、大阪・奈良を中心に近畿エリアで遺品整理を行うクリーンケアにおまかせください。
遺品整理作業はもちろん、作業後は清掃作業を行いきれいな状態で作業完了のご報告をさせていただきます。
遠方からのご依頼にも対応しておりますので、ぜひお気軽にクリーンケアへご相談ください。