「遺品整理ってどれくらい日数がかかるの?」
「忙しくてなかなか遺品整理できないけど、できるだけ早く終わらせたい」
遺品整理をする上でかかる時間は、初めてだとなかなか分からないですよね?
結論から言うと、遺品整理は1〜2日で終わらず、多くの場合は1週間から長くて1年かかる場合もあります。
そこで今回は、遺品整理業者に勤めている私が、日数をできるだけかけずに遺品整理する方法を紹介していきます。
また、下記の内容も解説しています。
遺品整理の際に参考になると思いますので、最後までお読みください。
目次
冒頭にも書きましたが、遺品整理には1週間から長いところで1年ほどかかる場合もあります。
家族だけで1〜2日で終わらせることは現実的に考えると難しいです。
では、最短で遺品整理を終わらせるためにすべきことは何かを解説していきます。
遺品整理を初めて経験する人は、かなり大変な作業だと感じる方は多いです。
肉体的な作業も多く、故人を亡くされた気持ちから精神的な理由で作業が進まない方もいらっしゃいます。
さらには、日常的な仕事や家事をこなしながらの作業は想像するだけでもかなりの負担が考えられます。
しかし、そのような場合でも業者に依頼すれば急な遺品整理などにも対応してくれることに加え、基本的に遺品整理を1日で終わらせられるため、ご家族の負担を大きく軽減することができるのでかなりオススメです。
どのような業者を選んだら良いか、料金の取り決めなどの詳細は、【遺品整理士の私が教える】押さえておくべき業者の選び方5選で細かく解説しているので参考にしてみてください。
「業者に頼んだ方が楽なのは分かるけど自分たちでもやりたい」と思う方も、もちろんいらっしゃいます。
ここでは、ご家族で遺品整理することに焦点を当てた解説をしていきます。
家族で遺品整理するときの日数は、以下の4つで大きく変わってきます。
・家のスペース
・作業人数
・故人の家の距離
まずは、あなたの家で上記の4つを考えたときにどれくらいあるのかを考えてみましょう。
もちろん内容次第で大きく作業日数は変わりますが、広さだけで考えると、おおよその作業日数は以下のイメージです。
・1軒家:2週間程度
やはり1〜2日で終わらせるのは難しいので、毎日の仕事や家事をこなしながらの遺品整理となると、計画的な作業日程を考えることが重要です。
家の広さがワンルームなど、作業すべき広さがあまりない場合は作業も減ります。
また、遺書やエンディングノートなどがあればトラブルなどに発展しやすい相続関係のことや、遺品整理そのものの進行がスムーズになります。
遺品整理を始めるときは、まず遺書やエンディングノートを確認するところから始めることをオススメします。
また、単純に作業人数や作業時間を多く確保できれば、作業も早く進むので遺品整理に要する時間も少なくなるので、家族が一度に集まれるような日程を組むことも大切です。
とは言え、なかなか親族が集まる機会がなく、遺書やエンディングノートなどの故人の希望も分からない場合だと、遺品整理をスムーズにおこなえず時間がかかってしまいますよね。
加えて、遺品整理する家が遠方であれば作業人数と作業する時間はさらに限られてくるため、整理に1年以上かかってしまうケースも多くあります。
こうなってくると遺品整理そのものが億劫になるため、故人のことを想いながら気持ちよく遺品整理することができなくなるご家族もいます。
無理に遺品整理を長引かせるよりもプロの遺品整理業者にお任せすることも視野に入れると、気持ちよく遺品整理をおこなえる場合もありますよ。
遺品整理を始める際に「いつ始めた方がいいのか」を悩む方も多くいらっしゃいます。
ここでは、遺品整理を始めるタイミングを解説していきます。
実は、遺品整理を始めるタイミングは決まっておらず、基本的にはご家族が動けるタイミングで開始します。
自分の状況を考えながら、遺品整理をおこなえる適切なタイミングを判断します。
遺品整理をおこなえる適切なタイミングは、下記のような条件を参考にしてみてください。
・遺族の気持ちの整理がついた時期
・家族がまとまって集まれる日
・まとまった時間が取れる日
・遺品整理するものを大まかにでもリスト化している
注意点としては、あくまでも参考程度にしておかないと、集まれる日などがいつまでも決まらないと開始が遅れてしまいます。
どうしてもタイミングがつかない場合は「遺族の気持ちの整理がついた」ときを目安にしましょう。
遺品整理をおこなうタイミングは、基本的に自由に判断して問題ないのですが、以下のような日を、作業をおこなう時期にしているご家族は多いです。
・49日
・葬儀後
・諸手続きを終えたあと
特に仏教宗教のご家庭では、49日のあとに遺品整理をおこなう場合が多いです。
49日後、魂が次の世へ旅立つという習わしと法事で家族が集まるタイミングであることが理由として大きいですね。
また、故人が賃貸物件に居住していた場合は、解約手続きなども早く進めなければいけないため葬儀後もタイミングとしてはいいでしょう。
ただし、遺品整理の清掃では水道と電気を使うことや、デジタル遺品の遺品整理が終わらないと諸手続きも進められないので、この3つのタイミングがおすすめです。
最後にここまでの内容をまとめていきます。
・遺品などの物量、家のスペース、作業人数、故人の家の距離で作業日数は変わる
・業者は基本的に1日で遺品整理を終わらせてくれるのでおすすめ
・遺品整理は49日、葬儀後、諸手続きのあとがタイミングとして多い
遺品整理が急に必要になる場合も多く、作業自体も負担が大きい作業です。
もし遺品整理を負担に感じることがあれば、まずは業者に無料で問い合わせてみることをオススメします。
遺品整理業者に関しての記事は以下のリンクから参考にしてみてくださいね。