ゴミ屋敷の遺品整理は大変!遺品整理の辛さについて

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ゴミ屋敷の遺品整理は大変!遺品整理の辛さについて

 

今回は遺品整理の仕事のつらさについて解説します。
これは主にゴミ屋敷の遺品整理に集約されます。
このため、遺品整理業者がゴミ屋敷を清掃した事例と、ゴミ屋敷を作ってしまう理由について触れます。

 

遺品整理がつらい理由

 

遺品整理業者が遺品整理をつらいと言う理由の内、最も大きいと思われるのはゴミ屋敷の清掃です。
ここで言うゴミ屋敷とは多少ゴミが散らかっている程度ではなく、カップ麺の容器やペットボトルなど本来見つければ片付けるものが大量に散乱している家を指します。
故人が孤独死をした場合は特に悲惨な現場になります。

 

心因的に不安定なことで部屋を片付ける気力が湧かないのか、そこら中にゴミが散乱しており、足の踏み場もなく、遺品整理の目的の1つである故人の生きていた証(思い出の品、通帳など)を見つけるどころではありません。
それでも遺品整理業者はゴミの山の中から貴重品と捨てる物を分けなければならず、遺体が腐敗していると通常の何倍も手間をかけて行わなければなりません。

 

当然エアコンが効いているとは考えにくく、気候によっては更に苦しむことになります。
このような現場では特殊清掃が必要になります。
また、遺体によってたかる害虫の処理もしなければなりません。
中には糞が散乱している現場もあり、これに携わった遺品整理のスタッフが自殺してしまった事例もあります。
(この件が原因か否かは不明)遺体発見や遺品整理が遅れれば遅れるほど凄惨なゴミ屋敷となります。

 

こういった現場は異臭騒ぎで近隣住民によって発見されることもあります。
このように、ゴミ屋敷の遺品整理の仕事は遺品整理業者をはじめ、遺族、近隣住民、大家さんなど多くの方の迷惑となります。
孤独死してしまうほどに追い込まれてしまった方が日常から清掃をするのは難しいので周りの方がサポートし、予防することが大切です。

 

ゴミ屋敷の遺品整理事例

 

遺品整理業者にとって大変つらいゴミ屋敷の清掃ですがこれを実際に行なった事例があるので、紹介します。
某所にて高齢者の女性が孤独死をしてしまった現場がありました。
この家庭は2LDKの広さなので多くの場合は半日もあれば遺品整理が終わりますが、何倍も要しました。
これだけでも孤独死の現場は非常につらいことがわかります。

 

玄関を開けるとあたり一面をゴミが覆い尽くしており、腐敗臭が漂います。
その時の気温は35度以上と最悪の環境です。
作業着を着ていることを考慮すると体感的には更に暑いでしょう。
初日の作業は玄関前のゴミを少し片付けただけでした。
2日目の仕事は引き続き玄関のゴミを処理する作業を行いました。
食品、生物のゴミが多く、それに釣られたのか大量のゴキブリが発生しており、天井にたまっています。

 

この日の作業廊下半分ほどを終え、ゴキブリの駆除剤を設置して終了です。
3日目の遺品整理作業でゴキブリの駆除剤の効果が確認でき、大量のゴキブリの死骸が転がっていましたが、天井の生き残りのゴキブリが力尽き、上から降り注ぎ、遺品整理どころではないので、スプレーの駆除剤を使用することになります。

 

そして4日目の仕事で遺体のある部屋の作業をします。
そして、遺体を発見した時にはこれまでの腐敗臭の比ではない悪臭に襲われます。
袋を2重にして丁寧に納め、合掌します。
引き続き遺品整理を続け、衣類が置いてある部屋の作業に移ります。
認知症の影響か、未開封の衣類が確認できるので、同様に食品類も大量に買い込み、大量のゴミに繋がったと推測できます。

 

5日目の仕事でキッチンの処理をします。
生ゴミが増えるのでそれに伴いゴキブリも多く現れます。
6日目には比較的順調に作業が進みました。
ゴミ屋敷は部屋の奥の方から荷物を置いておき、場所がなくなるにつれて手前側へ移動せざるを得なくなるので汚い荷物は少なくなる傾向があるようです。
もちろん、室内の比であり、一般家庭よりは遥かに汚いであろうことが予想できます。

 

7日目にようやく本来の遺品整理の目的の1つである貴重品を探すことができるまでになりました。
そして最終日に荷物をトラック7台に格納し、清掃と改めて合掌を行い遺品整理は完了です。

 

引用参考 : https://benriya-alpha.jp/ihinseiri/【便利屋見た】ゴミ屋敷で孤独死。現場の惨状。/

 

ゴミ屋敷の遺品整理がいかにつらいことであるかをおわかり頂けたと思います。

 

何故ゴミ屋敷を作ってしまうのか

 

遺品整理が大変な仕事である原因の1つであるゴミ屋敷ですが、何故ゴミ屋敷を作ってしまうのかその理由を解説します。
まず事例にて紹介した認知症の影響によるものが挙げられます。
他にも、忙しく時間が無い人もゴミ屋敷を作る可能性があります。
ゴミを出す暇が無く、また次回に出せば良いと思ったまま時が過ぎ去って行くケースです。

 

特に会社勤めをしている人がこれに当てはまりやすいです。
これにより時間が無くなってしまうのです。ストレスを抱えながら仕事をしている会社員の方は時間以上に深刻です。
近年はブラック企業という言葉もあるように働き過ぎや不当な扱いが問題になっています。
このストレスを抱えながら仕事をしている会社員の方は時間が無く忙しいということ以上に深刻です。
ブラック企業で苦しんでいる会社員の方の1日の流れはおよそ次の通りです。

 

①満員電車で仕事へ行く
②上司、同僚などから不当な扱いを受ける
③残業
④満員電車で帰宅

 

これらの全てにストレスがかかるのでゴミ捨てどころではありません。仕事の苦しみから自殺を選ぶことも社会問題となっています。

 

これとは逆に、社会から切り離されて人との繋がりが無くなってしまい、無気力になることでゴミ捨てをする気力が湧かない方もいます。
他人からの目線が気にならないので、部屋を綺麗にしようとも思わず、ひどい場合には孤独死してしまいます。
そして、その遺品整理の現場の凄惨さは先述の事例で挙げた通りです。
また、高齢者の方に多いのが物を捨てられないことです。

 

これは、日本には物に思いがこもっているという考えが浸透しているからです。
例えば、使えもしない頂き物をいつまでも持っていたり、何らかの記念品を捨てられなかったりすることでそれらが溜まり、ゴミ屋敷となってしまうのです。
これらの物を必要無いからといって躊躇いなく処分してしまえる方は少数派でしょう。

 

これらは年齢を重ねれば重ねるほど溜まるので自然と高齢者の方に多く現れますし、特に後期高齢者の方はこれに加えて戦争時の経験から物を蓄える傾向があります。
そして、片付けが苦手な方も該当します。
この原因は多岐に渡りますが、家族に部屋の片付けをしてもらう習慣あったことやや部屋が散らかっても気にしないことが挙げられます。
また、発達障害のADHDを抱えている方は片付けが進みにくい傾向があるようです。

 

まとめ

 

今回は遺品整理の仕事のつらさについて触れました。
紹介した事例からわかるように遺品整理の仕事は非常につらいです。
もちろん現場により度合いは異なりますが、核家族化により孤独死をされる方は増加されると見られているので、こういった現場に遭遇する可能性は大きいです。
これの予防のため、周りの方は定期的に会うだけでも効果はありますし、もし、孤独やストレスを感じている方は何か趣味を持ち、他人と繋がると良いかもしれません。
インターネットを使用すれば難しくないので、挑戦されてみてはいかがでしょうか?

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