生前整理をする前に知っておきたいこととは?

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生前整理をする前に知っておきたいこととは?

今の時代、自分にいつお迎えが来てもいいように生前整理を始める人も少なくありません。
しかし、何をどのように整理したら良いのかわからず、家族にも相談できないという人もいることでしょう。
ここでは生前整理のメリットと方法についてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

■生前整理をするメリットとは

生前整理は言ってみれば「死への準備」でもあります。
自分の子どもや孫の前で後ろ向きな姿を見せるよりも、最後まで必死に生きようとする姿を見せることが親のつとめと捉える人もいます。
綺麗に整理された遺品よりも、少し乱雑に残された遺品を子どもや孫が整理した方が、思い出に浸れる時間も長くなると考える人もいるようです。
しかし、生前整理をすることによってメリットを得ることもできるので、ここでいくつかご紹介していきたいと思います。

1.家族や親族の負担が少なくなる

自分自身で生前整理することによって遺品整理する手間や費用が軽減されます。
故人が大切にして欲しいものや保管しておいて欲しいものも、残された側にはっきり伝えることができるでしょう。
これによって、家族の負担が減ることは間違いありません。

2.親族同士の争いが起こらない

故人の預貯金や土地、住宅などの財産を生前に整理することで、相続争いを避けることができます。
自分には財産らしい財産がないから相続争いとは無関係だと思ってしまうのは大間違いです。
弁護士によると数百万円程度の財産の方が、骨肉の争いになる可能性が高いという話もあります。
故人も自分の死後に家族間で争うような醜い光景を想像したくはないでしょう。

3.余生を充実させることができる

生前整理をすることによって、自分の過去を振り返る時間が持てます。
なかなか思い出すことができない思い出も、物を整理することによって思い出すこともあるはずです。
自分がしてきたことや感じてきたことを余生に活かしていこうという考えが持てるかもしれません。
今まで過ごしてきた人生を振り返りながら部屋や気持ちを心機一転させることができるでしょう。

■生前整理は何から始める?

1.家族に見られたくないものを処分する

生前整理をする際に、処分をするか残しておくか判断する基準は「自分がいなくなった後に家族に見られたくないかどうか」です。
家族に見られたくないような日記や書類などは市区町村に家庭ゴミと一緒に処分してもらってください。
もしも、家族や近所の人の目が気になるようでしたら、不用品回収業者に依頼してみるのもおすすめです。
「不要品回収 地域名」でネット検索するとすぐに見つけることができます。
比較的新しいものであれば、リサイクルショップに買い取ってもらっても良いでしょう。
反対に遺書や遺影に使ってほしい写真など家族に見て欲しいものは、タンスの引き出しなどわかりやすい場所に入れておきます。

2.遺産相続の争いのなるようなものは

土地や家などの資産は、最も遺産相続に発展しやすいものです。
自分の死後家族間が争いを起こさないように、遺言書に相続内容をしっかし記しておきましょう。
指定した行政書士があれば、遺言執行者として記入しておくと良いです。
遺言書の書き方については、きちんと正しい書き方で記入し誰が読んでもわかる記入方法で残しておくようにしてください。

3.通帳や財産価値の高いものは一つにまとめる

預貯金通帳や預金証書、生命保険証券、宝石、貴金属などの財産は、手提げ金庫など一箇所にまとめておくと、家族が探す手間も省けます。
何気ない時に、金庫の暗証番号や鍵のあり処を伝えておくと良いでしょう。

4.葬儀内容やお墓などを決めておく

今は、個人の趣味趣向が多様化している時代ですから、自分がいなくなった後とはいえ要望に沿った葬儀やお墓にしたいという人が増えてきています。
それに向けて葬儀会社や石材店も多種多様な内容を提供しているところも多くなってきているようです。
自分がして欲しい葬儀やお墓を生前に予約することも可能です。
金額相場に合わせて内容を変更することもできるので、自分の資産範囲内で収まるように依頼する人も多いことでしょう。

■自分でできない場合はサポート業者を活用する

1.行政書士事務所

家や土地などの財産に関する生前整理は、行政書士事務所に依頼することができます。
不動産会社や税理士でも対応してくれますが、行政書士の場合は本来の業務範囲で名義変更や相続税などの手続きをサポートしてくれるので負担が少ないです。

2.手提げ金庫の通販サイト

預貯金通帳や生命保険証、貴金属を一箇所にまとめるには、アマゾンやシュウノール、金庫屋、金庫通販.jpなどの手提げ金庫サイトを利用するのが便利です。

3.葬儀会社

葬儀会社は当然のことながら、葬儀内容やお墓、生前整理などに関して特化している業者です。
利用する際は前払いしなければならない場合もあるので、極力大手で知名度の高い葬儀会社を選ぶようにしてください。

4.遺品整理業者

遺品整理業者は、亡くなった方の遺品整理や相続問題に取り次ぐことを専門としていますが、生前整理にも対応しています。
家族や本人からの要望に沿って対応してもらうことも可能です。

■生前整理の理想的な切り出し方

生前整理は本人自らが試みようと思う人はまだ少なく、家族から切り出して始める人もいます。
しかし、死を前提とした行為ですからなかなか周りの人が話を切り出すのは難しいものです。
本人が元気であればなおさら言い出しにくいものですが、いくら見かけは健康的でも年波に逆らうことはできません。
70代に入ると体力や判断力も鈍くなってしまうので、家族の負担もその分大きくなってしまいます。
もしかしたら、明日突然亡くなってしまうかもしれません。

では、話を切り出すタイミングとしてはいつが相応しいのでしょうか?
それは、同世代の葬儀の後です。
親戚や同級生など自分と同世代の葬儀に参列すると、自然に自分の死について考えさせられます。
自分の身近な人が亡くなるということは、死をとても身近に感じてしまうはずです。
そのタイミングで生前整理について話をすれば、スムーズに話を聞き入れやすくなるでしょう。
本人ではなく家族から言われるとどうしても「財産目当て」や「邪魔者扱い」という印象を受けてしまいますが、エンディングノートを書いてみない?といったような言い回しであれば、スムーズに生前整理ができるのではないでしょうか。

大阪や奈良をはじめ近畿地方で生前整理を行いたい場合は、クリーンケアのサービスを利用してみませんか。
生前整理は、本人様・ご家族様の負担を軽減するための意義あるものです。
金銭の受け渡しは本人同士で解決しにくい難しい問題ですから、公認会計士や税理士と連携を保ちながら相続対策を行っていくことをおすすめします。
無料でお見積り・電話・メールでの問い合わせを承っていますので、どうぞお気軽にご相談ください。