高齢者の孤独死、管理人はどう対処するべき?

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高齢者の孤独死、管理人はどう対処するべき?

孤独死に至る理由は様々なものがありますが、そこで問題となるのが遺品整理です。
家族に先立たれたり、そもそも身寄りがなかったりする高齢者の場合、遺品整理を行ってくれる親族はほとんどいません。
最近は相続破棄により遺品整理を行わないケースも珍しくなくなり、それが多くの管理人を悩ませているようです。
では、大阪や奈良など近畿エリアで高齢者が孤独死した場合、管理人はどう対処するのかご紹介していきます。

■役場は遺品整理を行ってくれる?

病気で働けない人は生活保護を受給して生活するケースが多くみられますが、社会復帰出来ずに生活保護を受けたまま高齢化するパターンも増えています。
もし生活保護を受給している高齢者が孤独死した場合、役場が遺品整理を行ってくれるのではないかと思いませんか?
受給者が亡くなった場合、親族がいないのであれば役場は火葬と合祀と行いますが、遺品整理や特殊清掃は基本的に動きません。
また、遺品整理や特殊掃除に関する補助金が出ることもないので、基本的に管理人が代理で行う必要があります。
個人での遺品整理は手間がかかり大変なので、遺品整理業者を利用してみてはいかがでしょうか?
遺品整理や特殊掃除を代行する業者なので、ぜひ活用してみてください。

■孤独死が起きた時の対処

自分が管理する賃貸住宅で孤独死が起きた場合、突然の出来事で冷静に対処できない方も多いようです。
冷静な対処ができないと赤字を広げる恐れがあるので、対処の手順を確認しておきましょう。

・苦情や異常の連絡があれば直ちに対処
他の入居人から異臭がする、ハエが大量に湧いているという連絡があった場合、放置はせずに親族に連絡をしてください。
高圧的な態度やしつこい連絡、最初に原状回復に関する話題を出すと、親族の反感を買い、相続破棄をされる可能性があるので連絡の際は対応に注意しましょう。
家族の連絡が取れない場合は警察に連絡し、必ず警察官が同伴の上で部屋を確認してください。

・周囲に情報を漏らさない
原状回復の後は次の入居者へ告知義務を行う必要があります。
孤独死は自然死なので告知義務はありませんが、周囲の噂が広がると告知を余儀なくされ、結果的に入居者が見つからない可能性もあるでしょう。
基本的に孤独死では遺族や連帯保証人に損害賠償ができないため、これ以上不利な状況を回避するには情報は近隣に漏れないように注意することが大切です。

・特定に時間がかかる場合は特殊清掃をする
遺体の損傷具合によっては目視だけの身元確認が難しい場合が多く、DNA鑑定や歯型鑑定などが行わるので、特定に時間がかかることがあります。
場合によっては3ヶ月以上待たされることもあり、その間に遺品整理ができないと悩まれる管理人も多くみられます。
特に異臭に関しては入居者の苦情も届くので、まずは特殊清掃や消臭作業を早い段階で行いましょう。
基本的に故人の親族が行いますが、相続破棄を検討される場合は破棄できなくなるという不安から実行しないこともあるでしょう。
原因部分のみの特殊清掃であれば依頼しても相続破棄は可能なので、その説明を相続破棄の確認と共に行っておくと、親族から行ってもらえることがあります。
管理人が実行することになっても、部屋の損害を広げると損害額が大きくなるので、特殊掃除は早めに実行しましょう。

■特殊清掃の流れと料金について

孤独死の場合、ほとんどは異臭の発生から発見されています。
遺体は放置すれば腐敗し、体液が漏出すれば床にも臭いやシミが広がります。
このような汚れや臭いは通常の掃除で落とすことができないため、特殊掃除によって問題を解決することが可能です。
業者によって掃除の流れに違いがありますが、主な流れをご紹介します。

【特殊掃除の流れ】

・部屋全体を除菌
除菌作用の高い二酸化塩素や薬品を使い、室内全体の除菌を行います。
室内にはウイルスや細菌が充満している可能性があるため、感染症防止として除菌作業が必要です。
死臭がひどい場合は、除菌と一緒に消臭作業も行われます。

・部屋全体の掃除
床などに広がった体液や腐敗物を取り除くための掃除が行われます。
汚れ具合に応じて床材や壁紙の撤去をすることもあり、その後はクリーニングと再び除菌、消臭を繰り返します。
特殊掃除では2日から3日ほどかかることが多いので、理解しておきましょう。

・遺品整理
クリーニングが完了した時点で遺品整理が可能です。
遺品整理業者であれば特殊掃除と一緒に遺品整理が行える場合がほとんどですが、できるかどうかは事前に確認すると安心でしょう。
仏壇など供養が必要な遺品整理では別途料金が発生することもあるので、料金に関しても問い合わせてください。

【特殊掃除の料金について】

特殊掃除では5万5000円から50万円程の総額が目安です。
遺体発見日や腐乱状態によって価格は大きく変動することがあり、リフォームが必要な場合はさらに費用がかかります。
おおまかな内訳をみていきましょう。

・体液や腐敗物の撤去:2万円~35万円
・害虫駆除:1万5000円~5万円
・除菌消臭:2万円~10万円

■大阪の孤独死事情

東京に次いで大都市の大阪では身寄りのない高齢者が多く生活しています。
近年は核家族が全国的に拡大しており、大阪市内では毎年100件以上の孤独死が起きていると言われているのです。
孤独死には法的な定義が存在しないため、警察の統計上では変死の扱いとされています。
正当な統計がないため、毎年100件どころかもっと大きな件数の可能性も考えられるでしょう。
孤独死の発見が遅れる要因は故人が他の親族や近所とコミュニケーションを図れていないことが多く、大阪市ではお年寄りの横つながりを強化するセーフティーネットを築き、コミュニティー形成に努力しているようです。
コミュニティー形成により孤独死の被害を抑えられる可能性がありますが、全ての被害を抑えられるとは言い切れず、遺品整理問題の根本的な解決は見通しがつかない現状と言えるでしょう。

親族が遺品整理や特殊清掃を行わない場合、管理者が自ら動く必要があります。
しかし、自分と関係のない故人の遺品整理をどのように行うか悩まれる管理人は多いでしょう。
大阪や奈良など近畿エリアで賃貸管理を行っているなら、遺品整理はクリーンケアにお任せください。
遺品整理や特殊清掃に関する知識を正しく持ち、管理人や親族の立ち会い不要でも丁寧な遺品整理のサービスを提供いたします。
見積りは無料なので、大阪・奈良で遺品整理をされたい方はお気軽にご相談ください。